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ID 44381
JaLCDOI
Sort Key
13
タイトル(別表記)
Analysis of Biology Education at Mittelschule in Saxony,a New State of Germany ―Based on the Course of Study―
フルテキストURL
著者
田中 賢二 岡山大学 Kaken ID publons researchmap
小銭 彩香 岡山大学大学院
抄録
ドイツ(連邦共和国)のザクセン邦におけるミッテルシューレ(通算呼称,第5~10学年)に焦点を当て,学習指導要領などを手がかりにして,生物教育の特徴を,物理教育との比較を通じて,明らかにした。生物は物理に比べて,履修開始学年が早く,学習期間が長く,能力(準備)育成に対して資質育成という職業生活を念頭においた目標に関して違いがあった。生物分野の人体に関する学習と物理分野の天文に関する学習は,占める役割が異なっていた。概念の位置づけの指示は生物にあり,物理になく,概念を重視した教育を目指している。このような履修開始学年と期間,一般教育への寄与という目標,重要な学習内容の存在,授業構成の方針の有無から判断すれば,ミッテルシューレにおける生物教育は物理教育と比べて,確固とした地位を占めているといえる。
キーワード
ドイツ (Germany)
ザクセン邦 (Saxony)
ミッテルシューレ (Mittelschule (middle school))
生物教育 (Biology Education)
学習指導要領 (Course of Study)
備考
原著
出版物タイトル
岡山大学教師教育開発センター紀要
発行日
2011-03-10
1巻
出版者
岡山大学教師教育開発センター
出版者(別表記)
Center for Teacher Education and Development, Okayama University
開始ページ
93
終了ページ
104
ISSN
2186-1323
資料タイプ
紀要論文
OAI-PMH Set
岡山大学
言語
日本語
著作権者
Copyright © 2011 岡山大学教師教育開発センター
論文のバージョン
publisher
査読
無し
NAID
Eprints Journal Name
cted