JaLCDOI 10.18926/bgeou/10990
タイトル(別表記) A Study on Kimiko AMAN's "ONITA no Boshi"
フルテキストURL 133_T021_T028.pdf
著者 木村 巧|
抄録 小学校三年生の国語科教材として採録されている、あまんきみこの「おにたのぼうし」は、おにたという黒鬼の子どもと人間の女の子の交流を通して、他者を理解することの困難を主題化した作品として評価されている。本論では、善意の持ち主でありながら、人間には受け入れられない悲劇的な他者として位置づけられるおにたが、受け入れられないことを受け止めつつ「おにもいろいろある」という主張を貫く、その葛藤と変容の過程を読み取ることを最重要視した。そうすることによって、他者を同情や憐憫の対象とする態度を相対化し、他者への距離をこちら側から縮めることが可能になると考えられるからである。
キーワード 他者 同化志向 ディスコミュニケーション 自己実現
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 21
終了ページ 28
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311276
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10989
タイトル(別表記) Children's Poetry and Neology
フルテキストURL 133_T001_T020.pdf
著者 岡田 和也|
抄録 本論文は、ネオロジーの視点から児童詩(あるいは児童詩教育)を再考察するものである。考察にあたり、英語圏でのこどものために書かれた詩作品の分析をし、それを基盤にして、さらに、詩を創作するワークショップの形式を取り入れた(大学での)講義の実践例を紹介・検証しながら議論を進める。本論文により、大きな括りとしての〈児童文学〉というジャンルに、創造的教育のあり方の観点から新たな視座を提示することを目指している。
抄録(別表記) The present study attempts to demonstrate the possibilities of applying the concept of 'Neology' to creative writing, in particular, to children's poetry. In this paper, creative writing of children's poetry will be explored and examined through the activities of a workshop among university students studying to become primary or preschool teachers. Discussion will aim to illustrate the significance of teaching/learning through poetry writing.
キーワード 英語圏の児童詩 造語(ネオロジー) 日本語の児童詩 創作・表現力教育 こどもの言葉と詩の言葉
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 20
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311271
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10988
タイトル(別表記) Chromosome Observation Experiments in Hands-on Experience Programs in Science -How to Teach
フルテキストURL 133_0103_0107.pdf
著者 小倉 久和|
抄録 Protocols of a chromosome observation method described by Iwanami and Moriwaki were introduced. By contrast, the proposed an improves method of chromosome observation and explained how to make karyotype by microphotographs of chromosomes. Examples of chromosome spread and karyotype were here presenred and it was indicated that karyotype analysis is still a useful tool to understand genome transmission.
キーワード chromosome observation karyotype genome transmission biological education
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 103
終了ページ 107
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311217
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10987
タイトル(別表記) School Science Curriculum in Liechtenstein
フルテキストURL 133_0091_0102.pdf
著者 田中 賢二|
抄録 ドイツ語を公用語とするミニ国家・リヒテンシュタインの初等中等教育段階における科学教育の現状(概念や構造)を、いわば学校教育法施行規則、学習指導要領などから、明らかにした。リヒテンシュタインにおける初等中等教育段階の科学教育は、大きな位置を占める生物と、物理そして化学の3つからなるいわば理科、そしてこの理科と社会科からなる実家、さらに人間と環境という上位の概念の中に包括されており、生物、物理、化学だけでなくいわば保健や人間生物学をも扱い、後期中等段階では地理の中でも扱われている。
キーワード ドイツ語圏 リヒテンシュタイン 初等教育段階 科学教育 中等教育段階
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 91
終了ページ 102
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311323
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10986
タイトル(別表記) A Case Study of What Factors Lead to the Accidents of Experiments
フルテキストURL 133_0085_0090.pdf
著者 柿原 聖治| 高原 芳明|
抄録 岡山大学の学生に対して行った「実験における事故体験に関する調査」を主な手がかりとして、理科の学習における実験事故の発生状況とその原因を事例的に考察した。その結果、事故が小学校段階から学習者の発達段階を問わず発生している状況が明らかになった。また、事故の多くは、実験器具の不適切な操作や操作の習熟の不足が原因で発生しているが、実験中の偶発的な出来事や実験者の不注意も事故の原因となりうることがうかがわれた。
キーワード 実験事故 事故体験 安全学習
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 85
終了ページ 90
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311291
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10985
タイトル(別表記) William Pitt College Student Days
フルテキストURL 133_0075_0083.pdf
著者 岸本 広司|
抄録 本稿は、有名な「ダイヤモンド・ピット」の孫で、近代イギリスを代表する政治家・雄弁家の一人であるチャタム伯ウィリアム・ピット(William Pitt, 1st Earl of Chatham,1708-78)の大学生時代を考察したものである。イートン校を卒業したピットは、オクスフォード大学とオランダのユトレヒト大学に進んだが、従来の研究はこの時期のピットはほとんど取り上げてこなかった。本稿では、ピットの思想形成を考察する一環として、18世紀のオクスフォード大学の実体に触れながら、あまり知られていない大学生時代のピットを明らかにした。
キーワード チャタム伯ウィリアム・ピット オクスフォード大学 ユトレヒト大学 ジェントルマン・コモナー
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 75
終了ページ 83
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311231
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10984
タイトル(別表記) Developing an Instrument to Measure the Students' Use of Influence Tactics in Relationships between Friends: Assessing the Validity
フルテキストURL 133_0063_0074.pdf
著者 淵上 克義| 鎌田 雅史|
抄録 本研究の目的は、自己報告式の影響戦術測定項目を開発し大学生がインフォーマルな友人関係において行使する影響戦術の構造を明らかにすることと、先行研究によって明らかにされてきたフォーマルな組織において使用される影響戦術と、インフォーマルな関係で使用される影響戦術の構造を比較することであった。社会的勢力や影響戦術に関する研究の小展望の後に、友人関係での影響戦術の使用を測定するための項目を作成し、539名の大学生について実施した。探索的因子分析により、迎合、相談、説明、交渉、結託、強い主張の6つの影響戦術が見出された。さらに、影響戦術測定項目とユーモア態度尺度(上野、1993宮戸・上野、1996)、友人関係尺度(1995)の尺度得点を比較的検討をすることによって、6つの戦術の妥当性が示された。
キーワード 影響戦術 社会的勢力 友人関係 ユーモア
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 63
終了ページ 74
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311321
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10983
タイトル(別表記) Research in Establishment of School Counseling & Guidance Systems in School Structures: Focusing on the Influence of School Leadership in School Counseling & Guidance
フルテキストURL 133_0057_0061.pdf
著者 西山 久子| 淵上 克義|
抄録 The purpose of this study was to focus on the influence of school administrators' leadership on school counseling and guidance in Japan. The questionnaire was organized from the proceeding research to find out the school administrators' attitude of leading school personnel. The questionnaire was given to teachers belonging to elementary schools, junior high school and senior high school. The results were supported some of the hypothesis, including the positive influence from previous studies.
キーワード School Counseling and Guidance School System Leadership
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 57
終了ページ 61
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311257
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10982
タイトル(別表記) Ego Identity of Japanese Students and Chinese Students
フルテキストURL 133_0047_0055.pdf
著者 水野 正憲|
抄録 筆者が作成した「社会性確立」と「自我確立」を見る質問紙「自我同一性尺度(IPS)」と、それを中国語に翻訳した質問紙(IPS-C)を用いて、日本と中国の大学生について自我同一性のあり方について比較をおこなった。両国のデータを因子分析した結果、第1軸が「自我確立」、第2軸が「社会性確立」とみなせる、ほぼ同じような因子構造が確認できた。クラスター分析した結果、日本のデータは「責任感」「社会指向」「自立」「自己信頼」のクラスターに、中国のデータは「社会性確立」「自力指向」「自己信頼」に分かれた。両国の平均点を比較した結果、「社会性確立」では中国の大学生のほうが有意に高かったが、「自我確立」では両者に有意差は見られなかった。
キーワード 自我同一性 社会性確立 自我確立 大学生 日本 中国
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 47
終了ページ 55
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311289
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10981
タイトル(別表記) Instructional Competence of Teachers in Lessons: With Focus on the View of Children and View of Learning Support Materials
フルテキストURL 133_0035_0046.pdf
著者 小野 擴男|
抄録 Recently the concept of "instruction" faces much confusion. New view of student archievement, which advocates self-initiated learning and independent decision-making, strongly emphasizes spontaneity or responding to individuals. This inevitably implies the need of passive approach such as "to watch for", "to understand and accept" and "support" by teachers. On the other hand, introduction of the period for integrated studies and reduction of class hours of academic subjects triggered fears of decline of student achievement among parents as well as teachers. For those who see the bottom-line of school education as acquisition of the basis and the fundamentals, instruction means nothing but training to master the basics and to acquire the fundamentals. However, it doesn't imply that instruction should go between "watch for" and "training". Rather teaching should establish the interactive, responstive relationships between a teacher and students and the learning materials should be envisaged and prepared as something that help develop capacity of understanding and expression of children. In this sense, the learning materials provide a crucial framework when integration of instruction and learning is the issue.
キーワード pedagogical instruction capacity to design lessons understanding of children exemplar riddle
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 35
終了ページ 46
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311228
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10980
タイトル(別表記) Die Genese der Aufklarungspadagogik in Deutschland: Campes
フルテキストURL 133_0025_0034.pdf
著者 森川 直|
抄録 本稿は、ドイツ啓蒙主義教育学の生成に関する研究の一環として、その中心的役割を担っている「汎愛主義教育学」について、この派の第二世代を代表するカンペの編集した『総点検』に着目し、これまでバゼドウを中心とする「包括的統一」の把握に対して、新人文主義への端緒を含む多様で独自な理論を内包することを明らかにしようとしたもである。その手始めとして、まず、バゼドウからカンペにいたる汎愛派の教育改革運動の新たな展開を概観する。次に、この著作の成立の重要な背景とみなされる「実践的教育者の会」に注目し、そこで展開される教育学的デスクルスの内実を解明し、さらに、全16巻からなるこの『総点検』のプログラムについて概説する。
キーワード 汎愛主義教育学 啓蒙主義教育学 『総点検』 カンペ 実践的教育者の会
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 25
終了ページ 34
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311261
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10979
タイトル(別表記) On Compound Nouns Which Include Nouns Derived from Verbs
フルテキストURL 133_0013_0024.pdf
著者 瀬田 幸人|
抄録 本稿は、動詞に由来する派生名詞を含む複合名詞について、主に複合名詞の構成要素間の関係を中心に考察する。まず、複合名詞の構成要素である派生名詞は、その基体動詞の語彙特性を継承すると仮定し、基体動詞の項構造に基づく内項条件を提案する。内項条件によって、動詞に由来する派生名詞でも、接辞の付加を伴う動詞由来名詞と接辞の付加を伴わない動詞的名詞では、複合名詞形成に関してはその振る舞いが違うことを示す。最後に、動詞的名詞を含む複合名詞では、本来の名詞、つまり派生されたものではない名詞で構成される複合名詞と同等に扱い、動詞由来名詞を含む複合名詞は、別枠で扱わなければならないという結論を提示する。
キーワード 複合名詞 動詞由来名詞 動詞的名詞 特質構造
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 13
終了ページ 24
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311327
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10978
タイトル(別表記) Words in Vogue Seen in 18th Century Literary Works: With Special Reference to Goldsmith's The Vicar of Wakefield
フルテキストURL 133_0001_0011.pdf
著者 脇本 恭子|
抄録 The Vicar of Wakefield, Goldsmith's only novel published in 1776, embodies a wide variety of lexical features which reflect the 18th century British hierarchical society. The present paper aims at exploring words in vogue in those days especially among 'people of fashion.' Words of historical significant in this novel, as well as in several other contemporary literary works, are examined from a philological point of view, each of their etymological origins being traced mainly with the aid of the Oxford English Dictionary. Through the discussion in this paper, we hope to illuminate some linguistic trends, along with some fashionable taste, in 18th century London.
キーワード 18世紀 流行語 語源 フランス語 上流社会
出版物タイトル 岡山大学教育学部研究集録
発行日 2006
133巻
1号
開始ページ 1
終了ページ 11
ISSN 0471-4008
言語 Japanese
論文のバージョン publisher
NAID 120002311200