令和7年9月、中央教育審議会の教育課程企画特別部会が論点整理(素案)を発表した。この中で、令和9年に告示が見込まれる次期学習指導要領に向けての基本的な考え方が示された。➀主体的・対話的で深い学びの実装、②多様性の包摂、③実現可能性の確保、を柱に「多様な子供たちの『深い学び』を確かなものに」というフレーズが示されている。これにより、次期学習指導要領も引き続き、「主体的・対話的で深い学び」という授業改善の視点を重視し子どもの資質・能力を育成する方向性は継続されることが示された。変化の激しい時代を生き抜く多様な子どもたちに必要となる資質・能力の中核は、思考力・判断力・表現力だと考える。自分の頭で考え、判断し、表現する力、相手を説得する力が求められている。
本研究では、第2学年「三角形と四角形」において、三角形と四角形の概念を形成する数学的活動の在り方を探究する。図形を弁別する数学的活動に焦点を当て、図形の概念を形成し、根拠をもとに説明する力をいかに育成すべきかを提案する。