平成29年6月に示された文部科学省『小学校学習指導要領解説総則編』では,各教科等において,主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を行うこと,その際,各教科等の「見方・考え方」を働かせ,各教科等の学習の過程を重視して充実を図ることが示されている。
算数科では,「数学的な見方・考え方を働かせながら,日常の事象を数理的に捉え,数学の問題を見いだし,問題を自立的,協働的に解決し,学習の過程を振り返り,概念を形成するなどの学習の充実を図ること」が求められている。
本研究では,第5学年「四角形の内角の和」の実践を通して,主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業づくりについて考察を行った。