岡山大学大学院教育学研究科研究集録
Published by 岡山大学大学院教育学研究科

ISSN 1883-2423

論争問題学習における「当事者性」を保障する授業設計 ―地理歴史科「歴史総合」小単元「紛争鉱物から考える私たちの社会」の開発を事例として―

桑原 敏典 岡山大学学術研究院教育学域 Kaken ID publons researchmap
紙田 路子 岡山大学理科大学教育学部
発行日
2025-08-22
抄録
 社会問題についての熟議や意思決定,合意形成には当事者性が必要である。当事者性がなければ,皆が納得する答え,すなわち公共善を構築することはできない。しかし,当事者性を強調することがかえって生徒の「思考停止」を導くという批判もあり,当事者性を保障する以前に、当事者性そのものの概念を再考する必要がある。  そこで,本研究では,「思考停止」に至らない当事者性とはどのようなものか,先行研究をもとに再定義を行う。その定義を踏まえて、学習者に「当事者性」を保障する授業構成のあり方を考察し,地理歴史科「歴史総合」の小単元「紛争鉱物から考えるグローバル社会」の開発を行う。
キーワード
当事者性
論争問題学習
歴史総合
地理歴史科
備考
研究論文 (Articles)
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258
JaLCDOI