ID | 10969 |
JaLCDOI | |
フルテキストURL | |
著者 |
稲田 利徳
岡山大学
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抄録 | 「四季物語」が鴨長明の真作ではなく偽書であることは、これまで主として年中行事などの起源の不審などから論及されてきた。本論考では、さらに夥しく現存する「四季物語」諸本の書写年時や奥書に着目したり、「徒然草」と「四季物語」とが類似する行事や表現などに検討を加えることにより、「四季物語」は「徒然草」よりも遥か後の成立であることを論証し、さらに「四季物語」は「徒然草」から多方面にわたる記事や表現を享受した作品であると位置付けた。
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キーワード | 徒然草
四季物語
鴨長明
偽書
享受
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出版物タイトル |
岡山大学教育学部研究集録
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発行日 | 2006-03-15
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巻 | 131巻
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出版者 | 岡山大学教育学部
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出版者(別表記) | Faculty of Education, Okayama University
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開始ページ | 1
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終了ページ | 17
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ISSN | 0471-4008
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NCID | AN00032875
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資料タイプ |
紀要論文
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OAI-PMH Set |
岡山大学
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言語 |
日本語
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論文のバージョン | publisher
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NAID | |
Eprints Journal Name | bgeou
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