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Author Murata, Atsuo| Doi, Toshihisa| Hasegawa, Rin| Karwowski, Waldemar|
Keywords flooding of riverbanks delayed evacuation cumulative precipitation asymmetry of information prediction failure anchoring and adjustment availability bias
Published Date 2021-12-22
Publication Title Symmetry
Volume volume14
Issue issue1
Publisher MDPI
Start Page 6
ISSN 2073-8994
Content Type Journal Article
language English
OAI-PMH Set 岡山大学
Copyright Holders © 2021 by the authors.
File Version publisher
DOI 10.3390/sym14010006
Web of Science KeyUT 000757342500001
Related Url isVersionOf https://doi.org/10.3390/sym14010006
FullText URL bgeou_179_contents_e.pdf
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
FullText URL bgeou_179_colophon.pdf
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63248
Title Alternative High School Japanese Language Class Aimed at Developing the Power of Words That Can Be “Critics”
FullText URL bgeou_179_137_156.pdf
Author Makino, Shigeko|
Abstract 本稿は,令和2年度岡山県立総社高等学校家政科1年生を対象とする「国語総合」の授業の実践報告である。稿者は,現在の高等学校国語科の課題克服に向けた指導者の姿勢は「教材への依存度の高さからの脱却」「生徒を真の意味で「主体的な学び」に誘う学習活動の実践」であるとの私見を持っており,本稿では私見にもとづく姿勢で行った1年間の授業について,その概要と教科書所収の文章を「依存から脱出」して教材文として用いた単元の内容を報告した。コロナ禍の影響や評価の面での現場の実態との乖離,稿者の授業作りの「甘さ」等により,成果以上に課題も多く見出せたものの,私見の方向性に間違いがないことが実感できた。
Keywords 「批評者」たり得る言葉の力 「教材への依存度の高さ」からの脱却
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 137
End Page 156
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63247
Title Alternative The Wood Odor Caused by Hand Sawing
FullText URL bgeou_179_129_135.pdf
Author Hirata, Seiji| Akai, Tomoya| Nakahara, Shuji| Kajimoto, Tatsuya|
Abstract 本研究の目的は,ヒノキ集成材で製作された木製品のにおいと,その製品に使用された板材を被験者が手びきのこぎりびきする際に生じるにおいとについて,測定機による検査と官能検査とで比較することである。被験者は大学生と中学生とした。測定機での検査では,ほとんどの被験者ののこぎりびきにおいて測定されたにおいの値が木製品のそれより大変大きかった。板材の切断に要する時間が短いほどにおいの値が大きかった。官能検査でにおいの強度と快・不快度を調べると,切断に要する時間が短いほどにおいの強度が大きくなり,においの強度が大きいと快度が大きくなった。のこぎりびき中に大学生が感じたにおいの強度は,木製品各部のそれより大きかった。ヒノキ集成材を手びきのこぎりびきして生じるにおいの強度の大きさが認識された。
Keywords 木材 におい 手びきのこぎりびき 臭気レベル値 においの強度 快・不快度
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 129
End Page 135
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63246
Title Alternative Production of Aquatic Organism Cultivation Kit and Its Development in STEAM Education
FullText URL bgeou_179_121_127.pdf
Author Noge, Hirofumi| Kajimoto, Tatsuya| Irie, Takashi| Kasai, Toshinobu| Nito, Kenji| Hirata, Seiji|
Abstract 中学校技術科における水産生物の栽培では,実習的な活動はほとんど実施されていない。知識だけの習得で,思考を深めることは難しい。実社会での問題発見や解決を科目横断的に進めるSTEAM教育により,思考を抽象化させる必要があると考える。本研究では,はじめに「水産生物栽培キット」を設計・製作し,中学校技術科での教材としての適性を確かめた。次に,水産生物栽培キットをSTEAM教育へ展開するため,ファンバブル発生ノズルを水産生物栽培キットに設置し,ファインバブルがゼブラフィッシュの成長に及ぼす影響を調べた。その結果,水産生物栽培キットは中学校技術科の水産生物の栽培で,学習指導要領の取り扱い内容を満足する教材として使用できることを確認した。また,ファインバブルによるゼブラフィッシュの成長促進や高品質化に関する優位性は確認できなかったが,ものづくりに関するテーマは,STEAM教育に寄与する可能性が高いことを明らかにした。
Keywords 水産生物の栽培 水産生物栽培キット STEAM教育 ゼブラフィッシュ ファインバブル
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 121
End Page 127
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63245
Title Alternative Examination of Lesson Contents of “Principles of Physical Education”
FullText URL bgeou_179_113_119.pdf
Author Takahashi, Toru| Morita, Hiraku| Matsumiya, Tomoki|
Abstract 本稿の目的は,教職課程関連科目の一つである「体育原理」で取り扱う授業内容について検討することである。結論として,体育原理で取り扱う授業内容については,「PPEのような研究成果と実践とを橋渡しするための内容」,「体育の本質を追求し,『体育とは何か?』を伝え・考えるための内容」,「より良い体育・スポーツの世界を創造していくために必要になると考えられる批判的思考を育成するための内容」,「体育原理,および体育哲学という研究分野それ自体の理解を深めるための内容」,以上4点にまとめられる。なお,本稿での議論は各大学で開講されている授業の内容を全て一律にすべきという主張ではない。上記の4点についても,授業内容を限定してしまう「枠」の設定ではなく,授業における学修内容としての「軸」の提示を意図しており,将来に向けた拡張と選択の可能性に開かれたものである。
Keywords 体育原理 体育哲学 Principles of physical education 授業内容 学修内容
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 113
End Page 119
ISSN 1883-2423
language Japanese
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JaLCDOI 10.18926/bgeou/63244
Title Alternative Division of Life, Health, and Sports Education, Graduate School of Education, Okayama University
FullText URL bgeou_179_105_112.pdf
Author Sato, Sono| Kawata, Tetsunori| Lee, Kyoung Won| Sekikawa, Hana| Shinohara, Yoko|
Abstract 教員養成では,教育実践を核に据えた「教科教育と教科専門を架橋する研究領域」の確立が課題となってきた。岡山大学教育学部では「実地教育を核としたコア・カリキュラム」と「教科内容構成力育成」のための授業科目の連携・統合の取組を行ってきた。本報告では,家政教育講座で教科教育と教科内容の統合を目指して構築・実践してきた初等家庭科授業研究と内容研究の平成26年度~平成30年度の「教科内容構成力」の育成を検討した。その結果,受講生は「教科内容構成力は高まった」と評価していたが,平成28年度以降教員志望度の低い学生が増え,平成28・30年度では,教員志望度の高い学生との自己評価得点が有意に低いことが明らかになった。
Keywords 教科内容構成力 小学校教員養成 教科教育と教科内容の統合 家庭科
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 105
End Page 112
ISSN 1883-2423
language Japanese
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JaLCDOI 10.18926/bgeou/63243
Title Alternative A Study on the Practical Skill Experience of Gymnastics in School Physical Education for Teacher-Training Students: A Case of 122 Students in a Gymnastics Class
FullText URL bgeou_179_095_104.pdf
Author Goto, Daisuke| Kaga, Masaru|
Abstract  本研究では,教員養成段階における器械運動の授業を履修した学生122 名を対象に調査を行い,学校体育における器械運動の実技経験について明らかにすることを目的とした。その結果,学校体育での器械運動の実技経験が明らかになり,小学校では対象者の9割以上がすべての種目で実技経験を有していたが,校種が上がっていくにつれて低下が見られ,高等学校においては鉄棒運動と跳び箱運動の実技経験を持つ者が極めて少ない傾向にあった。また,技の実技経験では,マット運動ではほん転技群の発展技,鉄棒運動では上がり技と支持回転技の発展技と下り技,跳び箱運動では切り返し系と回転系の発展技について,実技経験を持つ者が少ない傾向にあった。本研究結果をもとに授業内容について検討を行い,教員養成段階における器械運動の指導改善につなげていくことが重要であると示唆された。
Keywords 器械運動 運動経験 学校体育 教員養成
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 95
End Page 104
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63242
Title Alternative On Role of Conducting in Singing Classes (2): Based on Questionnaire Survey of Chorus Students and Music Teachers of Elementary School, Junior High School and Senior High School
FullText URL bgeou_179_085_094.pdf
Author Mushiaki, Masako|
Abstract 本稿では,歌唱授業において指揮の活用を進めるために,音楽授業での指揮の取り扱いの実状を調査し,指揮を取り入れる際の課題について考察した。このために,教員養成学部の合唱受講生及び学校教員に対するアンケート調査を実施した。その結果,音楽授業での指揮の必要性や有効性を合唱受講生,学校教員ともに認識している一方,歌唱指導や合唱指導をピアノの弾き歌いで行うという旧来の指導方法が定着しているため,音楽表現に活かせる指揮が活用されていないこと, 指揮法に自信のない教員が少なからず存在すること,研修の機会を求める教員が多数存在することが明らかになった。音楽授業で,音楽を共有しながら表現を追求していくためには,生徒に正対し,意思疎通を図りながら授業を進めていくことが必須で,このためにはピアノ伴奏をしながら歌唱指導を行うという旧来のスタイルから転換し,アカペラの教材を増やし,音楽教員の歌声を基盤とした授業が必要である。さらに,基礎を身に付ける重要な時期である小学校の全学年にわたって,専科指導を推進し,また,音楽教員のリカレント教育も切実な問題と考える。
Keywords 指揮 役割 授業 アンケート調査 ピアノ伴奏
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 85
End Page 94
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63241
Title Alternative The Learning Place of Creative Arts in Education: The Role of Teachers in Students’ Inspired Thoughts and Activities
FullText URL bgeou_179_075_084.pdf
Author Ogawa, Yoko| Senoo, Yusuke| Mimura, Yumiko| Takeda, Souichirou| Kiyota, Tetsuo|
Abstract 本研究は,芸術教育の学校現場でみられる多様な創造的な学びに目を向け,個性豊かな創造性の芽生えとその育ちに寄り添う教師の役割について検討したものである。高等学校の美術の授業では,教師は具体的な指示をあえて避け,生徒に自らの目的や問いを立てさせることを通して渾沌とした状況と向き合わせた。美術と音楽活動を連携させた中学校では,設定した場面ごとに,生徒の創造性を引き出すための例示,他者や事物との多彩な関わり方,省察の視点など多くの支援をおこなった。生徒たちの「表現したい」という創造的な思いを拾い上げ唯一無二のモノとして育てるためには,その芽生えの瞬間を見逃さず丁寧に支援することが重要である。学校教育で目指す自己実現的創造性の育成(フロントランナー型創造性)は,生徒自身の新しい価値を追求することであり,同時に,社会にとっての新しい創造性の追求へとつながる。
Keywords 芸術教育 創造性 中学校・高等学校 学びの触発 教師の支援
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 75
End Page 84
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63240
Title Alternative A Study of Reading “Taohuayuanji” with Imagination: About the Significance of Raeding with “Taohuayuanshi” Satoshi TSUCHIYA
FullText URL bgeou_179_065_074.pdf
Author Tsuchiya, Satoshi|
Abstract 陶淵明は,事実の記録として「桃花源記」を制作する一方で,それを素材として空想に遊ぶ「桃花源詩」を制作した。前稿でのかかる結論を基に,本稿では「詩」が「記」の読解にどのように寄与するのかという問題を取り上げた。「詩」では村の生活の描写が12 句を占めるため,従来は学習者の想像によってなされていた「記」の簡潔さを補うことができる。先行事例として中国における「詩」の利用に注目し,「詩」が理想郷のイメージ形成に寄与することを,9つの項目にわたって検証した。また,「空想」という共通項によって,他作品との関連性が見出せることをも明らかにした。作者陶淵明の空想すなわち「詩」に導かれることによって,学習者はより深く古典世界に没入できると思われる。
Keywords 陶淵明 「桃花源記」 「桃花源詩」 補助的教材 空想
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 65
End Page 74
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63239
Title Alternative A Study on Principles and Methods of Citizenship Education in Elementary School Social Studies: Through the Development of a Teaching Plan Dealing with the Protection and Inheritance of the Traditions and Culture of Local Communities
FullText URL bgeou_179_055_064.pdf
Author Kuwabara, Toshinori| Yamada, Nagisa|
Abstract 本研究は,主権者育成を目指した小学校社会科の原理と方法を解明し,単元開発を通してそれを具体的に提案しようとするものである。18 歳に選挙権年齢が引き下げられて以降,主権者教育が注目されるようになったが,一般的には主権者教育は中等教育段階のものと考えられ,小学校における取組事例は多くはない。しかし,主権者教育は選挙の際の投票行動を促すことを目標とするものではない。主権者として必要な社会認識を形成し,主権者として必要な政治的判断力を養うとともに,主権者としての自覚や態度,さらには主権者として行動するためのスキルを身に着けさせるものである。それらは,初等教育段階から体系的・継続的に育成する必要がある。本研究では,主権者教育の原理に関する先行研究や,小学校主権者教育のために開発された実践等の分析を通して,小学校主権者教育の原理と方法を解明し,社会科の学習として位置づけられる単元の開発を通してそれらを具体的に提案するものである。
Keywords 主権者教育 小学校社会科 単元開発 伝統や文化
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 55
End Page 64
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63238
Title Alternative The Transition of Inter-Prefectural Migration of University Entrants in Kyusyu Region
FullText URL bgeou_179_045_053.pdf
Author Kawada, Tsutomu|
Abstract 本研究では,九州地方における大学進学移動の時系列的推移を分析した。その結果,1980年代以降,県別に程度の差はあるものの,自県内進学が増加していることが判明した。また,九州地方各県間の進学移動は全体としては増加傾向にあるが,県ごとに傾向が異なること,広域的には沖縄県を除いては南関東への進学移動が大幅に減少していることも明らかとなった。さらに,九州地方では,福岡県と熊本県が大学進学者を吸引する中心となっているが,福岡県の吸引力が圧倒的に大きく,1980 年以降,この傾向は大きく変わっていないことも確認された。これらの結果には,大学新設等による各県の入学定員増にともなう収容率の増加が影響していると考えられるが,佐賀,長崎,大分,宮崎の4県では,収容率の増加に伴い残留率と占有率がともに増加し,収容率の増加が自県内進学に寄与していること,福岡県と熊本県では,収容率は減少したものの残留率と占有率がともに増加し自県内進学が維持されていること,鹿児島と沖縄県では,収容率が減少し他県への進学が不可避となっていることが想定されることが判明した。
Keywords 人口移動 大学 進学 九州地方
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 45
End Page 53
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63237
Title Alternative Study of the Literary Education Curriculum - Australian Curriculum Consideration Based on “Literature” in English -
FullText URL bgeou_179_037_043.pdf
Author Ukida, Mayumi|
Abstract 本研究の目的は日本の文学教育をカリキュラムの側面から検討することである。日本の学習指導要領の文学・物語に関する指導事項や言語活動例とオーストラリアン・カリキュラム中の「文学」の指導事項を比較する。これまで文学作品の「何をどのように教えるか」に関して考察されてきたが,カリキュラムの側面から考察されることは少なかった。本稿では,文学を読むこととともに,文学・物語の読むこと―書くことをカリキュラムの側面から検討した。その結果,オーストラリアン・カリキュラムから日本のカリキュラムに参考にできる点は①すべての学年で順序性・系統性をもって学習内容を配列すること,②読むこと―書くことの関連指導を行うこと,③修辞技法や文芸批評理論を適切に学習内容に取り入れることである。
Keywords 学習指導要領 オーストラリアン・カリキュラム 文学教育
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 37
End Page 43
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63236
Title Alternative Notes on Studies about Figure Recognition and Spatial Representation of Children with Visual Impairment Ⅱ
FullText URL bgeou_179_027_035.pdf
Author Miyazaki, Yoshio|
Abstract 本研究では,盲児を対象とした3次元の立体の2次元的表現の理解を促す指導方法の開発に関して示唆を得るため,視覚障害児の図形認知と空間表象に関連する研究領域の中から,指導方法や教材の開発,指導実践等に関する近年の研究7本を抽出し,整理概観を試みた。その結果,盲児の図形認知や空間表象の理解を促す指導にあたっては,盲児が能動的に外界を探索し,実際に触って確かめることのできる容易に作成可能な教材を活用して操作活動を保障し,図形や空間に関する概念形成をはかることの重要性が示唆された。今後の課題として,立体図形の認知や空間表象に関する指導実践の記録を整理していくとともに,宮﨑(2001)のトンネル法による「核になる経験」を中心とした,立体図形の認知や空間表象に関する指導プログラムの開発ならびに実証的な検証が求められる。
Keywords 視覚障害 図形認知 空間表象 核になる経験
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 27
End Page 35
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63235
Title Alternative A Study on Buddhist Learned Priests in Awa Province in the Early Modern Period: With a Focus on Case of Their Entrance into Gakurin, a Training Facility for Priests Belonging to Nishi Hongan-ji Temple
FullText URL bgeou_179_015_025.pdf
Author Kajii, Kazuaki|
Abstract 日本の近世社会に発達した教育機関の一形態としての着目から,仏教諸教団が設置した僧侶教育・仏教研究機関をとりあげ,修学僧に関する基礎的考察を行う。とくに西本願寺の学林(京都)を扱い,修学僧の地方事例として阿波国の寺院から学林に学んだ僧侶について,学林の学籍簿にあたる史料『大衆階次』にもとづいて把握する。学林の安居制を検討するとともに,阿波国の学林修学僧の出身寺院,修学期間,身分などを考察する。そして,この作業をふまえ,学林修学僧を近世私塾の学習者との関係において位置づける視点を提示する。
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 15
End Page 25
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
JaLCDOI 10.18926/bgeou/63234
Title Alternative Verification of Learning Outcomes in Professional School for Teacher Education of Okayama University: A Follow-up Survey of In-service Student Graduates
FullText URL bgeou_179_001_014.pdf
Author AKAGI, Kyogo| HATTORI, Yasumasa| MISAWA, Ryo| KANAGAWA, Makiko|
Abstract  本研究では,岡山大学教職大学院の現職学生修了生及びその勤務先所属長に対して調査を行い,教職大学院での学修の成果が学校教育活動においてどのように活かされているか,また教員としてのどのような資質・能力の伸長につながったのかを検討した。修了生及びその勤務先所属長から得られたWebアンケートへの回答の集計・分析の結果から,大半の修了生が教職大学院での学びを現在の仕事で活用できており,所属長からも高い評価を得ていることが確認された。一方で,修了生は教科の学習評価の観点や方法,新しい教育課題へ対応するための力を伸長する必要性を認識していた。また所属長は,より広い視野に立って学校のあり方や教育実践をとらえ,個別の児童生徒の抱える課題や新たな教育課題に対する全校的な教育支援体制を構築し改善する力を備えた,スクールリーダーとしての成長を期待していた。本研究で得られた示唆を踏まえ,今後は教職大学院の教育課程と授業に係る課題の抽出とその改善を図るとともに,修了生へのフォローアップの機会の提供など,学修成果の質を高める手立てを継続的に検討していく必要がある。
Keywords 教師教育 教職大学院 学修の成果 現職学生 フォローアップ調査
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
Start Page 1
End Page 14
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
FullText URL bgeou_179_contents.pdf
Publication Title Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published Date 2022-02-24
Volume volume179
ISSN 1883-2423
language Japanese
File Version publisher
FullText URL fulltext.pdf
Author Ueno, Sayaka| Sudo, Tamotsu| Hirasawa, Akira|
Keywords hereditary tumors ATM DNA damage redox homeostasis tumor profiling precision therapy
Published Date 2022-01-04
Publication Title International Journal Of Molecular Sciences
Volume volume23
Issue issue1
Publisher MDPI
Start Page 523
ISSN 1422-0067
NCID AA12038549
Content Type Journal Article
language English
OAI-PMH Set 岡山大学
Copyright Holders © 2022 by the authors.
File Version publisher
PubMed ID 35008949
DOI 10.3390/ijms23010523
Web of Science KeyUT 000758551600001
Related Url isVersionOf https://doi.org/10.3390/ijms23010523