このエントリーをはてなブックマークに追加


ID 551
Eprint ID
551
FullText URL
Title Alternative
Length of Corolla as an Indicator of the Most Effective Period for Prebloom GA Treatment of Muscat Bailey A and Delawere Grapes
Author
Okamoto, Goro
Konishi, Yoichi
Oku, Yoshio
Abstract
ブドウに対するGA前処理の適期を判定するためには,花器の発達程度を知ることが重要である. そこで,マスカット・ベーリーAとデラウェアについて,処理適期における花らい各部の大きさと処理効果との関連性を調査した. 1)マスカット・ベーリーA10園で調査したGA処理適期における平均花冠長は,いずれも2.0~2.2mmの範囲内で,適期の2,3日前または後には1.6~1.9mm,及び2.3~2.5mmとなり,いずれも適期における値とは有意の差があった. 2)同一のベーリーA樹につき,3年連続して適期における新梢と花器の発達を調査した結果,花冠長は新梢長や展葉数にくらべて,年次による相違が少なかった. 3)デラウェアについても同様の傾向が認められ,加温園1か所を含む5園における処理適期の花冠長は1.8~2.0mmであった. 1.6mm以下または2.1mm以上の時期に処理すると,ばら房になったり,有種子果粒が混入した. 4)以上の結果及び測定が容易であることから,花冠長はGA処理適期を判定するための有効かつ実用的な指標であると考えられる。
Published Date
1979
Publication Title
岡山大学農学部学術報告
Publication Title Alternative
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
Volume
volume54
Issue
issue1
Publisher
岡山大学農学部
Publisher Alternative
Faculty of Agriculture, Okayama University
Start Page
9
End Page
14
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
Content Type
Departmental Bulletin Paper
language
Japanese
File Version
publisher
Refereed
False
Eprints Journal Name
srfa