ID | 54729 |
FullText URL | |
Author |
小林 秀訓
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Abstract | 学習指導要領解説には,図形領域のねらいとして「図形についての感覚を豊かにする」とある。そのためには,図形に対して,多様な見方ができることが大切であると考えた。例えば,その多様な見方とは,ひし形を見て, 1本の対角線で分解して,二等辺三角形2つ分と見たり,2本の対角線で分解して,直角三角形4つ分と見たりできるものである。本実践の中でも,かたちづくりの操作の中で,小さい三角形2つで大きな三角形,四角形ができると経験をすることができる。そのような経験を積んだ上に「辺の本数」「頂点の数」「角」「辺や角の相互関係」 などの図形の学習を行うことで,図形に対して,根拠をもって図形を分別し,整理できるカにつながり,図形についての感覚を豊かにすることになると考える。そのために,本実践のかたちづくりにおいて重要なことについて,図形を構成したり分解したりする活動と考えた。
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Keywords | 図形についての感覚を豊かにする
動的な観察
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Note | 実践研究論文
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Published Date | 2016-10-22
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Publication Title |
岡山大学算数・数学教育学会誌 : パピルス
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Volume | volume23
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Publisher | 岡山大学算数・数学教育学会
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Start Page | 16
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End Page | 22
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ISSN | 1341-3155
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NCID | AN10517360
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Content Type |
Departmental Bulletin Paper
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language |
Japanese
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File Version | publisher
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Refereed |
False
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NAID | |
Eprints Journal Name | papyrus
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