JaLCDOI 10.18926/bgeou/10495
FullText URL 079_0201_0212.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 「大方は、家居にこそ、ことざまはおしはからるれ」とは、「徒然草の著名は章段「家居のつきぐしく、あらまほしきこそ、仮の宿りとは思へど興あるものなれ」(第十段)における兼好の見解である。居宅や庭園の設いによって、そこに住む人間の、経済状況だけでなく、精神的な営みをも憶測できるということ、これは確かに、一面の真理をついている。ここでは、南北朝期に和歌四天王として活躍した頓阿が造営した蔡花園(さいけえん)に焦点を絞って、頓阿およびその子孫たちの精神生活の一端に照明をあててみたい。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1988
Volume volume79
Issue issue1
Start Page 1
End Page 12
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311300
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10455
FullText URL 077_0213_0222.pdf
Author Takatsuka, Shigenobu|
Abstract In this paper an attempt is made to investigate the way the linguistic form 'Will you- ?' is introduced as a request form in junior high school English textbooks and to point out some problems involved. This investigation then suggests that the forms 'Would you~ ?' or 'Could you~ ?' instead of 'Will you~ ?' should be introduced as a request form at the junior high school level.
Keywords 中学校 英語教育
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1988
Volume volume77
Issue issue1
Start Page 213
End Page 222
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311314
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10483
FullText URL 078_0207_0224.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 「兼好自撰家集」の和歌作品としての評判は、はなただ芳しくない。南北朝期の自筆稿本は現在するものの、他に室町時代の古写本を瞥見した体験もないし、兼好の和歌が室町期の歌論書に正面から問題にされることもない。また、影響や享受の方面から眺めても、同じ和歌四天王の一人である頓阿の「草庵集」の甚大さと比較してみても、あまりに微弱である。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1988
Volume volume78
Issue issue1
Start Page 7
End Page 24
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311199
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10459
FullText URL 077_0311_0323.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 組題百首・部類百首の始発であるとともに、百首歌を公的な場のものとした、「堀河院御時百首和歌」(以下、「堀河百首」と略称)は、成立以後、題詠歌の模範として中世歌人に甚大な影響をおよぼしてきた。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1988
Volume volume77
Issue issue1
Start Page 11
End Page 23
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311250
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9696
FullText URL 082_0113_0117.pdf
Author Hirai, Yasuhisa|
Abstract Since the well-known formula by Sturges, several methods have been proposed for finding the optional class width in drawing a histogram, and each of which is based on different criterion. In this paper wa propose a method for choice of class interval in the case that data has normal distribution, optional class interval from our mrthod is compared with Mori's method.
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1989
Volume volume82
Issue issue1
Start Page 113
End Page 117
ISSN 0471-4008
language 英語
File Version publisher
NAID 120002311093
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9723
FullText URL 081_0201_0214.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 「四天王」というのは、「四大天王」の略で、元来仏教世界の中心に聳える須弥山の中腹の四方を居所とし、忉利天の主である帝釈天に仕えて、仏土を守護する、四人の外将を指す。即ち、東方の持国天王、南方の増長天王、西方の広月天王、北方の多聞天王の四人がそれである。このことから、家臣や門弟の中で、武勇、才幹、技芸などに勝れた者四人を呼称することになった。例えば、「木曽殿の御内に四天王ときこゆる今井、樋口、楯、祢井(「平家物語」巻九)、「頼光朝臣遣四天王、令打淸監之時(綱・公時・貞道・秀武)(「古事記談」巻二)などは、木曽義仲や源頼光の家臣で、武勇の誉高い四人を四天王と呼称したもの。同様に歌壇においても、和歌四天王と称される歌人がいた。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1989
Volume volume81
Issue issue1
Start Page 1
End Page 14
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311138
JaLCDOI 10.18926/bgeou/54568
Title Alternative On a Categorical Interpretation of G-linearization
FullText URL bgeou_080_043_047.pdf
Author Naruse, Hiroshi|
Publication Title Bulletin of School of Education, Okayama University
Published Date 1989
Volume volume80
Issue issue1
Start Page 43
End Page 47
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120005851137
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10521
FullText URL 080_0171_0191.pdf
Author Yamanaka, Yoshikazu|
Abstract 近世の国学はこれまで、倫理思想史、政治思想史、文学史、歌学史などの諸側面から研究の蓄積がなされてきた。しかし、近世の国学は、これら諸領域からの研究によっても明らかにしえない側面が少なからずある。では教育史の固有の問題としての国学研究とは一体何か。その一つとして、従来の国学研究がともすれば附随的にしか取り上げなかった、国学の受容・普及という問題があると思われる。そこで本稿においては、一定の社会階層によって受容された国学が更に広範な広がりをみせて普及していく過程に着目し、国学の学習者層の量的な拡大及び質的な多様性などの視点から実証的考察をすすめることによって所期の目的にせまりうるであろうと考える。そのための基礎作業として、国学そのものの教育的思想意義についての研究は不可欠の前提である。これに関しては、すでに「国学における教化論の性格」と題した三編の論稿をまとめているので参照されたい。本論はこれらを基礎にすえてそれとの関連において展開されるものである。具体的には、国学学習者の集団形成がなされたものとして国学の「社中」をとりあげ、社中における学習活動をめぐる諸問題、国学受容の社会的意義等について検討を加えていく。
Keywords 近世国学 教育的思想 社中
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1989
Volume volume80
Issue issue1
Start Page 171
End Page 191
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311240
JaLCDOI 10.18926/bgeou/10525
FullText URL 080_0311_0319.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract この和漢聯句作品は、岡山県教育委員会(文化課)の企画で、昭和六十一年七月から八月にかけて行なった、曹源寺歴史資料調査の際、岡山大学文学部の工藤進思郎氏らと共に調査員に加わり発見したものである。この資料に関しては、すでに私自身、『曹源寺所蔵歴史資料目録』に、その概要を簡単に紹介している。しかし、書写の古さや内容からみても、貴重な聯句資料と判断されるので、ここで改めて資料翻刻を行ない、広く連歌・聯句研究者に提供したい。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1989
Volume volume80
Issue issue1
Start Page 11
End Page 19
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311317
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9682
FullText URL 083_0301_0311.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 貞享五年(一六八八)三月、伊賀上野を出発した芭蕉は、万菊丸と童子の名に替えた杜国とともに、吉野山の花見にでかけようとして、「彌生なかば過ぐるほど、そぞろに浮き立つ心の花の、われをみちびく枝折となりて、吉野の花に思ひ立たんとするに」(笈の小文)と、その心境を吐露している。中村俊定氏は、この「心の花」が、吉野の花へ導く「枝折」となると記した芭蕉の脳裡には、西行の、よしの山こぞのしをりのみちかへてまだ見ぬかたの花をたづねん(新古今集・春上・八六」の歌が想起されていたのではないかとされた。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume83
Issue issue1
Start Page 1
End Page 11
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311106
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9619
FullText URL 085_0001_0009.pdf
Author Ido, Kazuhide|
Abstract われわれが用いる楽譜は近代ヨーロッパの音楽芸術の所産である五線譜によっている。その表示能力は極めて優れたものであり、国際的に用いられているが、音楽を正確に記し、表すことができるわけではない。楽譜は音楽そのものではないのである。したがって、楽譜から如何に音楽を引き出すかは、現代では基本的な技術の一つであると考えられている。拍子概念はその代表的なものである。
Keywords 音楽 拍子概念 ヴァンサン・ダンディ
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume85
Issue issue1
Start Page 1
End Page 9
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311161
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9656
FullText URL 084_0311_0323.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 歌僧正徹(永徳元年~長禄三年)に「なぐさめ草」と称する紀行分が現存する。この作品は、東国旅行を思い立った正徹が、応永二十五年(一四一八)春三月末に都を浮かれ出て、やがて逢坂の関を越え、近江・美濃から尾張の黒田を経て、さらに清須に滞在、土地の翁や越の国へ旅する途中の童形達との談話や「源氏物語」談義などの様子を綴ったもので、同年六月頃までで閉じられている。「なぐさめ草」の伝本には、扶桑拾葉集本、これをもと系統と松平文庫本系統に大別される。前者に属する伝本には、扶桑拾葉集本、これももとに転写したとおぼしき群書類従本、祐徳神社寄托中川文庫本(「桑孤」収録 )などのほか、やや系統を異にするが、早稲田大学図書館本も、この系統に属している。これに対して、松平文庫本系統は、島原市立図書館松平文庫本のみの孤本である。両系統を比較してみると、その本文異同は、書写階梯における誤写で生じたのではなく、大幅なものである。これは作者自身の推敲、追加などを考慮に入れなければ説明のつかない性格の異文で、両系統は初稿本と再稿本とに位置する伝本と思われる。この点に関しては、すでに拙稿「正徹の「なぐさめ草」の諸本と成立」(岡山大学教育学部研究集録、第四十九号、昭和五十三年七月)で実証したように、扶桑拾葉集本系統の方が初稿本の姿を伝え、松平文庫本系統は、その後、作者自身が用例の追加や表現の削除、推敲、和歌の差し換えなどの手を加えた再稿本とみなされる。今回行なう、この「なぐさめ草」の注釈は、再稿本の松平文庫本を底本に、扶桑拾葉集本系統との校合をもって校訂本文を作成し、その語釈、通釈を企図するものである。なお、島原市立図書館松平文庫本の「なぐさめ草」の書誌は以下の通りである。縦二七・五糎、横二〇・一糎。袋綴写本一冊。表紙は薄青色下地に唐草模様入り。題簽は左肩に「慰草」と貼付。本文料紙は斐紙。一面は一〇行書き、和歌は一首一行書き。墨付一八丁。江戸初期頃の書写本で、松平文庫本が多くの写本にある「尚舎源忠房」「文庫」の蔵書印で巻尾にある。なお、この「慰草」は、三浦三夫氏の手で翻刻されている(「慰草(松平文庫本)」、昭和四十四年三月刊。私家版)。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume84
Issue issue1
Start Page 11
End Page 23
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311165
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9647
FullText URL 084_0179_0186.pdf
Author Hirai, Yasuhisa|
Abstract 情報処理の能力の定義の方法はいろいろ考えられ、一口に適切な定義をすることは容易ではないが、規則性や論理性を理解する力、記憶力、類推する能力をはじめその他多くの幅広い能力が関係するものと思われる。そこで情報処理能力の一面を知るための調査項目を用意し、「商法処理適正検査」という形で中学生から大学生までの年代に対して実施してそのデータの分析を試みた。調査項目として用意されたのは対応や規則性、記憶、判定、真偽の判断、問題解決といった情報処理に関して基本的と思われる内容を含んだ項目郡である。  調査から得られたいくつかの結果のうち今回は検査項目間の関連と全体的特徴について述べる。
Keywords 情報処理能力 中学生 高校生 大学生
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume84
Issue issue1
Start Page 179
End Page 186
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311113
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9631
FullText URL 085_0201_0214.pdf
Author Inada, Toshinori|
Abstract 歌僧正徹(永徳元年~長禄三年)に「なぐさめ草」と称する紀行分が現存する。この作品は、東国旅行を思い立った正徹が、応永二十五年(一四一八)春三月末に都を浮かれ出て、やがて逢坂の関を越え、近江・美濃から尾張の黒田を経て、さらに清須に滞在、土地の翁や越の国へ旅する途中の童形達との談話や「源氏物語」談義などの様子を綴ったもので、同年六月頃までで閉じられている。「なぐさめ草」の伝本には、扶桑拾葉集本、これをもと系統と松平文庫本系統に大別される。前者に属する伝本には、扶桑拾葉集本、これももとに転写したとおぼしき群書類従本、祐徳神社寄托中川文庫本(「桑孤」収録 )などのほか、やや系統を異にするが、早稲田大学図書館本も、この系統に属している。これに対して、松平文庫本系統は、島原市立図書館松平文庫本のみの孤本である。両系統を比較してみると、その本文異同は、書写階梯における誤写で生じたのではなく、大幅なものである。これは作者自身の推敲、追加などを考慮に入れなければ説明のつかない性格の異文で、両系統は初稿本と再稿本とに位置する伝本と思われる。この点に関しては、すでに拙稿「正徹の「なぐさめ草」の諸本と成立」(岡山大学教育学部研究集録、第四十九号、昭和五十三年七月)で実証したように、扶桑拾葉集本系統の方が初稿本の姿を伝え、松平文庫本系統は、その後、作者自身が用例の追加や表現の削除、推敲、和歌の差し換えなどの手を加えた再稿本とみなされる。今回行なう、この「なぐさめ草」の注釈は、再稿本の松平文庫本を底本に、扶桑拾葉集本系統との校合をもって校訂本文を作成し、その語釈、通釈を企図するものである。なお、島原市立図書館松平文庫本の「なぐさめ草」の書誌は以下の通りである。縦二七・五糎、横二〇・一糎。袋綴写本一冊。表紙は薄青色下地に唐草模様入り。題簽は左肩に「慰草」と貼付。本文料紙は斐紙。一面は一〇行書き、和歌は一首一行書き。墨付一八丁。江戸初期頃の書写本で、松平文庫本が多くの写本にある「尚舎源忠房」「文庫」の蔵書印で巻尾にある。なお、この「慰草」は、三浦三夫氏の手で翻刻されている(「慰草(松平文庫本)」、昭和四十四年三月刊。私家版)。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume85
Issue issue1
Start Page 1
End Page 14
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311142
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9636
FullText URL 084_0043_0052.pdf
Author Ido, Kazuhide|
Abstract 音楽表現において、問題となるもののひとつに、拍子がある。拍子は施法の「エトス論」のように、それぞれの拍子には「特性」があるとされている。そして、音楽表現の際には、この拍子の特性が非常に重要視される。たとえば、4分の4拍子であれば、強、弱、中強、弱の規則的な交替による「4分の4拍子らしさ」が」要求される。また複合拍子においても、たとえば、4分の6拍子であれば、6拍の集合体ではなく、あくまで6拍子としての特性つまり強、弱、弱、中強、弱、弱を備えた表現でなくてはならないとされている。このように、いろいろな拍子の特性を個々の楽曲に応じて表現することは、演奏や指導の際、特に重要と考えられている。このような拍子に対する認識は、音楽指導上の第一段階から、かなり一般的なものとなっている。たとえば、歌や合奏の指導などでは、必ずといってよいほど第1拍を手や大太鼓で強く叩かせたりして、その曲の拍子感を養うように指導される。
Keywords 音楽 拍子概念 ヴァンサン・ダンディ
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume84
Issue issue1
Start Page 43
End Page 52
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311073
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9662
FullText URL 083_0039_0051.pdf
Author 髙塚 成信|
Abstract In this paper an attempt is made to investigate the way the definite and indefinite articles are used in noun phrases which are post-modified by phrases and clauses. This investigation then suggests some guidelines for teaching the articles in those syntactic positions at the junior high school level.
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume83
Issue issue1
Start Page 39
End Page 51
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311124
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9668
FullText URL 083_0123_0133.pdf
Author Kitagami, Masayuki|
Abstract 本稿は、我が国における効果的な新人教師教育プログラムを開発するための基礎的な作業のひとつとして、新人教師教育における指導教員の位置と役割について、主としてアメリカの新人教師教育プログラム(Teacher Induction Program)における指導教員(master/mentor teacher)の分析から考察するものである。具体的には、新人教師教育プログラムにおける指導教員の役割・機能、指導教員の選任基準、そして新人教師がとらえる指導教員像、といった点についての分析を行うものである。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume83
Issue issue1
Start Page 123
End Page 133
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311147
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9674
FullText URL 083_0175_0181.pdf
Author Hirai, Yasuhisa|
Abstract いわゆる「算数・数学に関する能力」に含まれるものの範囲は広い。論理思考や演算能力をはじめ図形に関する種々の思考力および各種の概念把握する力、さらには集合、関数、式表示、あるいは抽象化、一般化、特殊化、帰納、類比、演繹などの「数学的な考え方」(古藤(1993))といわれるものまで様々である。もちろんこれからは互いに深く関連しあうものであり、算数・数学の内容を系統的に学習していく過程で次第に定着していくものである。したがって年齢とともに種々の力がどのように発達していくかは興味ある重要な問題である。Cable(1979)は発達による個人間の学力差を表すものとして数学的能力のモデルを示している。年齢とともに成長・変化する能力としては運動能力が代表的であるが、算数・数学に関するさまざまな能力においても同様に年齢に特有な成長の様子を考察することは重要である。今回は、まず計算に関する能力を取り上げる。計算の技法、演算のルールに関するいくつかの検査を行いその能力の成長の様子を調べることにする。実際の検査は小学生から大学生にいたるまでの各年齢層に対しておこなっているが、今回はそのうち小学校高学年~中3までの結果のうち検査各項目間の関係などについて報告する。
Keywords 算数 数学 成長期
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1990
Volume volume83
Issue issue1
Start Page 175
End Page 181
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311135
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9616
FullText URL 086_0191_0202.pdf
Author Ido, Kazuhide|
Abstract 西洋音楽において、拍子リズムとの対立概念として認識されている。それらは規則的な周期性とそれに拮抗する、ある秩序だった運動として説明されている。そして、音楽学習は普通このことを全面的に肯定した上で行われている。つまり、拍子は音楽学習を開始するための前提条件となっているのである。ところが、拍子の音楽学習における役割はなぜか明確ではない。それは依然として漠然とした概念規定となっている。例えば、拍子は規則的な周期性つまり規則的な強弱や強弱弱の交替と規定されているが、それはなぜそうなのか、今から学習しようとする楽曲とどのように関連しているのかなどについてはっきりと学習する者に説明することは容易ではないのである。たとえ楽譜上の拍子を詳細に説明したとしても、それが楽曲と基本的にどのような関係にあるのか、またその拍子の存在自体の意味を説明することは難しいこととなっている。
Keywords 音楽 拍子概念 アクセント
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1991
Volume volume86
Issue issue1
Start Page 191
End Page 202
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311126
JaLCDOI 10.18926/bgeou/9586
FullText URL 087_0183_0190.pdf
Author 加賀 勝|
Abstract 日本の武道の一つである弓道が、ヨーロッパで広く知られるようになったのは、1940年代末のことである。ドイツ人哲学者のオイゲン・ヘリゲン(Eugen Herrigel)の著者「弓と禅」(Zen in der Kunst des Bogenschiesens)により、日本の弓道は禅ととも興味ある存在として、主に観念的に知られていた。
Publication Title 岡山大学教育学部研究集録
Published Date 1991
Volume volume87
Issue issue1
Start Page 183
End Page 190
ISSN 0471-4008
language 日本語
File Version publisher
NAID 120002311051