JaLCDOI | 10.18926/CTED/54017 |
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Title Alternative | Desirable Way to Support for Guardians and Cooperation among Nursery Teachers in Case Study |
FullText URL | cted_006_021_030.pdf |
Author | Nakahira, Ayako| Baba, Noriko| Takeuchi, Keiko| Takahashi, Toshiyuki| |
Abstract | 子どもの健やかな成長と発達のためには,保育士と保護者が円滑な関係にあることが望ましい。経験年数の短い若手保育士と中堅・熟練保育士では,保護者対応に違いはあるのだろうか。本論では,経験年数別に保護者対応について聴き取り調査を行った。さらに,中堅・熟練保育士自身が若手保育士だった頃の振り返りから,現在の保護者対応を比較し検討した。その結果,保護者対応には経験の蓄積と先輩保育士の助言・指導等が必要であることが分かった。 |
Keywords | 保育所保育士 経験年数 保護者支援 連携 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2016-03-04 |
Volume | volume6 |
Start Page | 21 |
End Page | 30 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2016 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005723285 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/61572 |
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Title Alternative | Childcare Worker Training to Foster Capacity for Interpersonal Relationships: Development, Implementation, and Evaluation of the “Successful Self” Childcare Worker Version for Psychoeducation |
FullText URL | cted_011_165_178.pdf |
Author | KATO, Yumi| ANDO, Mikayo| |
Abstract | 保育者養成大学の学生が保育現場の実情を知り,職務上の人間関係のあり方について実践的に学ぶことができるようにするため,心理教育プログラム“サクセスフル・セルフ” 保育者養成版を作成後,四年制の保育者養成課程 1 年生 47 名を対象として前半のレッスンを実施し,その内容や実施方法,効果について検討した。学生の記述内容から,本プログラムは分かりやすく役立つ内容になっていることが示唆され,学生の自己・他者理解に繫がり,人との関わり方について考える機会となったことが窺えた。プログラム実施前後の質問紙調査の結果,「対応のスキル」「自己コントロールに関する自己効力感」等の心理社会的要因の数値に変化は見られたものの,プログラムの効果については,今後さらに詳細な検討が必要だと考えられる。 |
Keywords | 保育者養成 (childcare worker training) 人間関係力 (capacity for interpersonal relationships) 心理教育 (psychoeducation) 大学生 (university students) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2021-03-22 |
Volume | volume11 |
Start Page | 165 |
End Page | 178 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63302 |
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Title Alternative | Practical Research on “Time for Comprehensive Learning” for Building Relationships -Examination from Collaborative Learning in the Revised Course of Study- |
FullText URL | cted_012_119.pdf |
Author | Sakuda, Kiyohiro| Nakayama, Yoshikazu| |
Abstract | 改訂学習指導要領(平成29年)を経て,これまでの総合的な学習の時間とは異なり,より一層,「自己の生き方」「人間関係形成」及び,「探究的な見方・考え方」について重視された内容となっている。本稿では,筆者(作田)の初等教育実践事例をもとにし,総合的な学習の時間の目指す意義を探ると共に,総合的・横断的な視点から検討し,持続可能な未来社会にわたり,必要となる資質能力について明らかとした。また,人間関係形成の構築に向け,これからの総合的な学習の時間の果たす役割について理論及び,実践的考察を行い,今後に必要な総合的な学習の時間における課題と展望について示唆した。なお,ESDに掲げる今日的教育課題から,総合的な学習の時間における意義と効果及び,役割について多面的な側面から考察し,「真正な学び」に向けた自己の生き方を考えることのできる,「真の生きる力」に関する教育原理について明らかとした。 |
Keywords | 協働的学び(Collaborative learning) 課題発見と課題解決(Problem finding and problem solving) 人間関係形成(Relationship formation) 真正な学び(Authentic learning) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2022-03-30 |
Volume | volume12 |
Start Page | 119 |
End Page | 133 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49481 |
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Title Alternative | The Current Status of Education in Okayama What Happning in the Junior High Schools,and Counter Measures. |
FullText URL | cted_003_001_009.pdf |
Author | Iwadou, Hideaki| |
Abstract | 文部科学省の調査(児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸課題に関する調査H24)によると,岡山県内の小・中学校の暴力行為,不登校の出現率が全国比較では大変高く,学力・学習状況調査でも国語,数学ともに通過率が低いことが報告され,憂慮される事態にある。その原因は複雑多岐に渡っており,教育委員会や学校現場は解決に向け総力をあげて取り組んでいるが、大変困難な状況が見られる。県下の教育関係者すべては当事者意識と責任をもってかけがえのない一人ひとりの子どもたちに焦点を当てた本来の教育を再生することが急務である。 私は,平成23年3月に中学校長を最後に定年退職し,現在は教育現場を離れているが,現役時代(幼・小・中学校・特別支援学校)を自己反省する意味も含め,中学校を中心としてその現状と改善に向けた方策についてまとめてみた。 |
Keywords | 改善 岡山 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2013-03-08 |
Volume | volume3 |
Start Page | 1 |
End Page | 9 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005232442 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63317 |
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Title Alternative | Practical report of “Technical subject Teaching Methodology (Advanced I, Advanced II)” in Reiwa 3 |
FullText URL | cted_012_329.pdf |
Author | Kobayashi, Seitaro| Akagi, Kyogo| |
Abstract | 「工業科教育法(応用Ⅰ,応用Ⅱ)」は令和3年度に初めて受講生があり,2名の教員で授業を行った。この授業では,学生に教科指導力を身に付けさせるとともに,幅広く工業に関する知識を養うことを目的としている。このため,「何ができるようになるのか」「何を学ぶのか」「どのように学ぶのか」「一人一人の発達をどのように支援するのか」「何が身に付いたのか」「実施するために何が必要か」の6つの観点で,授業をつくり上げる力の育成を目指した。実践報告を通じて成果と課題を明確にし,改善を図ることで来年度以降の授業の充実に繋げたい。 |
Keywords | 何ができるようになるのか(What you will be able to do) 何を学ぶのか(what you will learn) どのように学ぶのか(how you will learn) 一人一人の発達をどのように支援するのか(how you will support the development of each student) 何が身に付いたのか(what you have learned) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2022-03-30 |
Volume | volume12 |
Start Page | 329 |
End Page | 341 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49511 |
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Title Alternative | Improving the Teaching Strategy of the Social Studies Class of an Elementary School through Innovating of Setting Up and Examining the Hypothesis:On the Basis of the logic of the Pragmatistic Philosophy of C.S. Peirce |
FullText URL | cted_003_107_116.pdf |
Author | Sugita, Naoki| Kuwabara, Toshinori| |
Abstract | 本研究は,仮説の提示と吟味の方法の工夫により,授業の中で子どもたちが主体的に仮説の確からしさを高めていく授業構成を提案することを目的としている。現在,小学校段階においても森分孝治の提唱する探求学習が多く取り入れられ,科学的社会認識形成が目指されている。しかし,探求学習には,小学校で実施するには困難な部分がある。その第一は,仮説を提示させるための教師の具体的な手立てが示されていない点である。ただ子どもに発問をするだけでは,既有知識の少ない小学生では答えることが難しい。第二に,仮説の誤り排除が困難であるという点である。反証事例としての事実を認識し探し出すことは,小学生には難しい。以上の二点の課題を克服するため,C.S. パースのプラグマティズムにおける探究の理論をもとに,仮説の提示を促し,探求学習の検証過程に代わる新たな認識形成の方法を組み込んだ小学校社会科の授業構成を提案する。 |
Keywords | 社会科教育 小学校 仮説 C.S. パース プラグマティズム |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2013-03-08 |
Volume | volume3 |
Start Page | 107 |
End Page | 116 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005232454 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/56538 |
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Title Alternative | Acute Effects of Warm-up in Physical Activities : Effects of Conditioning Contraction on Subsequent Jump Performance |
FullText URL | cted_009_023_032.pdf |
Author | Minamio, Yota| Enomoto, Shota| Kaga, Masaru| |
Abstract | 本研究は準備運動として行うコンディショニング収縮(即時的な筋力増強現象を引き起こす運動)が、その後に行うジャンプパフォーマンスに与える即時的効果を調査することを目的とした。本研究には19名の男性が参加した。対象者は、足関節のみで水平方向のジャンプ動作が行えるように設計されたレッグプレスマシン上で試技を行った。コンディショニング収縮としてカーフレイズ70%1RM10回を2セット行い、カーフレイズの前に3回、その後に6回(post-1min,3min,5min,7min,10min,12min)のジャンプを行った。加えて、ジャンプ動作中の運動学的、運動力学的データを記録し、関節トルクを算出した。カーフレイズ後、10分後にジャンプ高が有意な増加を示し(p<0.05)、足関節ピークトルクも10分後に有意な増加を示した(p<0.05)。これらから、コンディショニング収縮を行うことで、その後に行う単関節運動のジャンプパフォーマンスが向上することが示唆された。 |
Keywords | 準備運動 ジャンプ 体育活動 スポーツ |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2019-03-20 |
Volume | volume9 |
Start Page | 23 |
End Page | 32 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2019 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/61560 |
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Title Alternative | Characteristics of the Environmental Concept of the Students Who Aim to Work in the Childcare Field before Taking Classes about Childcare Contents “Environment” |
FullText URL | cted_011_001_013.pdf |
Author | NISHIYAMA, Osamu| |
Abstract | 本論では,保育者志望学生が,保育内容「環境」の授業実施前に抱く環境概念の特徴と課題を明らかにすることを試みた。具体的には,保育者養成校において,保育内容「環境」の授業前の環境概念を捉えるため,文章完成法(SCT)を用いて記述データを収集した。記述データには主にテキストマイニングを援用した量的分析,及び質的分析を行った。また,現職保育者の環境概念との比較により,学生の特徴を検討した。その結果,「環境に関わる保育者の役割の捉え」「環境の統制可能性の捉え」「環境の基本的な位置付け」において,保育者志望学生と現職保育者との間に相違が示唆された。これらを踏まえて,今後の可能性と課題を若干述べた。 |
Keywords | 保育内容「環境」(childcare contents “environment”) 環境概念 (environmental concept) 保育者志望学生 (students who aim to work in the childcare field) 現職保育者 (current childcare workers) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2021-03-22 |
Volume | volume11 |
Start Page | 1 |
End Page | 13 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/49487 |
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Title Alternative | Problems and Challenges in Qualities and Abilities of Nursery Teachers at Day-care Centers. |
FullText URL | cted_003_052_060.pdf |
Author | Nakahira, Ayako| Baba, Noriko| Takahashi, Toshiyuki| |
Abstract | 平成20年度厚生労働省告示の『保育所保育指針』第7章に,職員の資質向上が記載されている。保育士の資質向上の必要性は,今日,保育関係の研修会や学会等で多く述べられている。本論では,なぜ,資質向上が求められているのかを,保育士養成施設や保育現場に関する文献から,保育士が置かれている環境や現状や実態を明らかにすると共に,資質がどのような問題と関連しているのかに焦点を当て,保育士の資質向上に向けての打開策を考察するものである。 |
Keywords | 保育所保育士 資質向上 保育士養成施設 保育所保育指針 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2013-03-08 |
Volume | volume3 |
Start Page | 52 |
End Page | 60 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2013 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005232448 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/53234 |
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Title Alternative | Advantages and Disadvantages of the Multiple Class Teacher System in Nursery School Childcare |
FullText URL | cted_005_044_051.pdf |
Author | Nakahira, Ayako| Baba, Noriko| Takahashi, Toshiyuki| |
Abstract | 保育所では,「児童福祉施設最低基準」に基づき,子どもの年齢と人数によって保育士の配置が決まっている。 本論では,保育所保育士から聞き取り調査を行い,3歳以上児保育の複数担任制の利点と問題点について,職員 間の連携を現状を踏まえながら検討した。その結果,複数担任制は,安全面の確保,保育の充実,保育の幅が広 がる等の利点があること,「連携」「共通理解」「話し合い」等は利点である一方,問題点になる場合もあること が明らかとなった。 |
Keywords | 3歳以上児学級 保育所保育 保育所保育士 複数担任制 正規保育士 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2015-03-06 |
Volume | volume5 |
Start Page | 44 |
End Page | 51 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005572540 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/61573 |
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Title Alternative | Sugoroku Play through Collaborative Molding Creation to Develop Skills to Establish Relationship among Children in 4-Year-Old Class of Nursery School |
FullText URL | cted_011_179_193.pdf |
Author | YAMAGUCHI, Minori| TAKAHASHI, Kei| BABA, Noriko| WATANABE, Yuzo| TAKAHASHI, Toshiyuki| |
Abstract | 人間関係形成能力を育むための活動の1つとして,共同造形制作が考えられる。共同造形制作は,1人では作ることができない大きな作品で,着想を多く必要とする「寄せがき方式」の制作遊びを設定して行うことが望ましい。そこで,具体的な保育実践案として双六遊びを行い,人間関係形成能力育成における有効性の検証と,保育者に求められる指導・援助方法の考察を行った。双六の制作は,友達の発言や行動に関心を持ちやすい環境で行われ,話し合いによって色や形を工夫することができた。また,双六遊びの偶然性やルール作りの必要性から,発達過程に適合した楽しい遊びを通して友達と深く関われる活動であったと言える。保育者の援助においては,子どもが人間関係を形成する上で,イメージの共有を促す声掛けが必要であると共に,保育者が介入しない見守りも重要であった。 |
Keywords | 保育所 (Nursery school) 4歳児学級 (4-year-old class) 人間関係形成能力 (Skills to establish relationship) 共同造形制作 (Collaborative molding creation) 双六遊び (Sugoroku play) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2021-03-22 |
Volume | volume11 |
Start Page | 179 |
End Page | 193 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2021 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63311 |
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Title Alternative | Research Trends and Issues Concerning Childcare Teachers’ Views on Childcare With a Focus on Differences in Childcare Experiences as Kindergarten Teachers and Nursery Teachers |
FullText URL | cted_012_243.pdf |
Author | Hasui, Kazuya| Nakahira, Ayako| Takahashi, Toshiyuki| Katayama, Mika| |
Abstract | 『子ども・子育て支援法』改正以降,認定こども園は大幅に増加し,それに伴い様々な保育経験(幼稚園教諭・保育所保育士)をもった保育教諭が同じ園で勤務する状況も増えている。そこで本論では,保育教諭の保育経験の違いに着目し,保育観に関する研究動向と課題について考察した。先行研究を内容ごとに分類して概観すると,幼稚園教諭は教育的要素を,保育所保育士は養護的要素をもつ保育観をそれぞれに重視する傾向が示唆された。しかし,保育経験の違いがどのような保育内容や保育場面において保育観の相違をもたらすかについて十分な検討がされていないことが明らかになった。保育観の共有が保育の質の向上に繋がることから,保育経験による保育教諭の保育観の詳細な相違点を明らかにすることが今後の課題である。 |
Keywords | 認定こども園(certified center for early childhood education and care) 保育教諭(childcare teacher) 保育観(view on childcare) 相違(difference) 保育経験(childcare experience) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2022-03-30 |
Volume | volume12 |
Start Page | 243 |
End Page | 255 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/58136 |
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Title Alternative | Fundamental Study to Create a Joint Modeling Bringing up a Skill to Build a Relationship in a Childcare Facility |
FullText URL | cted_010_259_271.pdf |
Author | YAMAGUCHI, Minori| TAKAHASHI, Kei| BABA, Noriko| WATANABE, Yuzo| TAKAHASHI, Toshiyuki| |
Abstract | 近年の社会変化により,子どもの遊びには変化が見られ,主体性を発揮して夢中になれる活動や,友達とやりとりをしながら創造性を発揮する機会が,必要とされている。つまり,遊びを通した子ども同士の関わりは,道徳性・社会性を育み,人間関係形成能力を育むための重要な課題であると指摘できる。人間関係形成能力を育むための活動の1つとして,共同造形制作が考えられる。本論では,子ども同士の関わりを作る造形表現活動の実践は,1人では作ることができない大きな作品で,アイデアを多く必要とする「寄せがき方式」の制作遊びを設定して行うことが望ましいと考えられる。創造的な遊びには,子どもにとって友達とイメージを共有して作る要素が多く,テーマや色や形を工夫していくことができると考える。 |
Keywords | 保育施設 (Childcare facility) 子ども (Child (Children)) 人間関係形成能力 (Skill to build a relationship) 共同造形制作 (Joint modeling) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2020-03-20 |
Volume | volume10 |
Start Page | 259 |
End Page | 271 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2020 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/63298 |
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FullText URL | cted_012_059.pdf |
Author | Shiota(Seiyo), Yui| Takahashi, Kei| Katayama, Mika| |
Abstract | 本論は,幼児の描画活動におけるキャラクター表現と図形模写能力の関連性について考察する。そこで,キャラクター表現の有無が,図形模写能力に与える影響を明らかにするため,①キャラクター表現を行う幼児,②キャラクターは描かないが一般的な描画を行う幼児,③自発的に描画活動を行わない幼児,の3群に分け図形模写能力を比較検討した。その結果,キャラクター表現をする幼児も,一般的な描画をする幼児と同水準の図形模写能力を有していることが,明らかになった。このことから,キャラクター表現は,一般の描画表現と同様に,描画経験の蓄積となる表現形式の1つになり得ると考えられる。 |
Keywords | 保育施設(preschool facility) 幼児(preschoolers) 描画活動(drawing activities) キャラクター表現(drawing characters) 図形模写能力(shapes copying ability) |
Publication Title | Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University |
Published Date | 2022-03-30 |
Volume | volume12 |
Start Page | 59 |
End Page | 73 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2022 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/53230 |
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Title Alternative | The Characteristics of the Childcare Worker’s “Noticing” in Accordance with the Difference in Years of Experience |
FullText URL | cted_005_009_018.pdf |
Author | Yoshida, Mitsuho| Katayama, Mika| Takahashi, Toshiyuki| Nishiyama, Osamu| |
Abstract | 保育者が自らの保育の中で経験してきたことから,何に気付き,記憶し,どう活かしてきたかは,保育の質と 保育者としての成長に影響する。本論は,保育者が自伝的記憶として,何を気付き体験として捉え,記憶してい るかを調査し,保育経験年数によるその特徴を分析する。具体的には,保育者に,何に対して気付きを得たか等 について自由記述を求め107 名分のデータを得た。経験年数により,初任保育者,中堅保育者,熟練保育者に分け, それぞれの気付き体験の特徴を明らかにした結果,どの経験年数の保育者も同様に「保育者の姿勢」に関する気 付き体験が最も多く,続いて「子どもの心的状態や行動」に関するものが多かった。また,中堅,熟練保育者に なると,表面に表れない子どもの思いへの気付きが多くなっていることが明らかになった。さらに,熟練保育者は, 「保護者と保育者のつながり」「子どもと保育環境」等,園生活全体に気付き体験を広げていることが示唆された。 |
Keywords | 保育者 気付き体験 保育経験年数 自伝的記憶 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2015-03-06 |
Volume | volume5 |
Start Page | 9 |
End Page | 18 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2015 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005572536 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/52299 |
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Title Alternative | Understanding of the Issue of Learning Disabilities in the Nursery School Teacher |
FullText URL | cted_004_143_149.pdf |
Author | Murakami (Yokouchi), Rie| Yanagihara, Masafumi| |
Abstract | 本研究は,保育士が学習障害の行動特性をどのように認識しているのかを探ることを目的としたものであり,あわせて,その認識の仕方を規定する要因についても検討を加えた。発達検査や健康診査票の問診項目を参考にして作成した調査票を用い,将来学習障害の症状を呈すると思われる幼児が,在園中にどのような行動を示すかについて保育士に評定を求めた。得られた回答を用いてクラスター分析を行った結果,運動機能,行動抑制,言語理解,知的機能という4つのクラスターを抽出することができた。各クラスターの平均得点からは,保育者が知的機能の発達に関する行動特性を学習障害と結びつけて捉えていることが明らかになった。保育士の学習障害に関する知識,学習障害児との接触経験の有無,および経験年数は,いずれも行動特性の理解を左右するものではないと考えられた。 |
Keywords | 学習障害 早期発見 幼児 保育者 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2014-03-10 |
Volume | volume4 |
Start Page | 143 |
End Page | 149 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005398263 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/52290 |
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Title Alternative | Guardian Support by the Nursery Teachers for Promoting Construction of Confidential Relation |
FullText URL | cted_004_063_071.pdf |
Author | Nakahira, Ayako| Baba, Noriko| Takahashi, Toshiyuki| |
Abstract | 近年,核家族化やひとり親家庭の増加など,家庭の在り方は多様化している。家庭の在り方の変容を整理し,保育現場での保護者との関わりや対応について,事例を基に考察する。さらに,経験年数別における保育士のコミュニケーション能力について考察すると共に,保護者との信頼関係の構築を促進する保育士の望ましい保護者支援について考察する。 |
Keywords | 保護者支援 コミュニケーション能力 信頼関係 保育所保育士 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2014-03-10 |
Volume | volume4 |
Start Page | 63 |
End Page | 71 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2014 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120005398254 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48202 |
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Title Alternative | Designing Teaching Materials and Activities to Facilitate School Children's Prediction and Reasoning |
FullText URL | cted_002_136_143.pdf.pdf |
Author | Yamasaki, Mitsuhiro| |
Abstract | 平成20年の学習指導要領の改訂を受けて,小学校理科では自然の事物・現象についての要因や規則性,関係を推論しながら調べたり,考察したりすることが重視されている。一般的な問題解決の過程では,予想や仮説,考察による結論がこれに当たるが,これらが形骸化しているという指摘がある。明確な予想と仮説を持つことができるようにしたり,推論としての結論を一般化された要因や規則性,関係としてとらえることができるよ うにするためには,推論を基にした予測の場面を意図的かつ合理的に授業に位置付けることが望ましいと考えた。本稿では,予測の場面を意図的かつ合理的に授業に位置付けるための教材と学習活動を二つの授業場面で工夫し,実践の中で明らかになった児童の実態と工夫した教材と学習活動の成果と課題について述べることにする。 |
Keywords | 理科教育 予測 推論 教材 学習活動 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 136 |
End Page | 143 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987701 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48193 |
---|---|
Title Alternative | Teacher education for raising the understanding capability about acts of violence in schools.―Development of the educational contents for in-service teachers and prospective teachers.― |
FullText URL | cted_002_050_059.pdf.pdf |
Author | Watanabe, Junichi| |
Abstract | ここ数年児童生徒の暴力行為の増加が続き喫緊の課題となっている。暴力行為を予防し適切な指導・援助をするためには言語的な攻撃等も含めた攻撃行動自体を対象にし、その行為に及ぶ児童生徒を十分に理解することが基本となる。このような考えのもと、教員養成段階にある学生と現職教員の、児童生徒の攻撃行動に対する理解の実態を事例を用いて調査した。その結果、攻撃行動の理解の基盤となる四つの理論的視座―精神力動的、行動主義的、認知主義的、神経生理学的―のいずれからの理解にも課題のあることが明らかになった。また、児童生徒の攻撃行動を理解するための学習機会は、教員養成段階にある学生にも現職教員にも必ずしも多くないことが想定された。そこで、両者の理解力を養成・高度化するために、四つの理論的視座にコミュニケーションの視座を加えた教育・研修内容を開発し提案した。 |
Keywords | 暴力行為 攻撃行動 教師教育 教員養成 生徒指導 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 50 |
End Page | 59 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987710 |
JaLCDOI | 10.18926/CTED/48209 |
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Title Alternative | A Comparison between Prefectures of Result of National Achievement Test in Japan I |
FullText URL | cted_002_196_205.pdf.pdf |
Author | Ojima, Taku| |
Abstract | 本稿は、文部科学省が実施した「全国学力・学習状況調査」(メインタイトルを含め、以下本稿では全国学力テストと略記)のうち悉皆調査として行われた2009(平成21)年の結果を検討し、児童生徒の活用力を育成する学校教育課程のあり方を考察するデータの整理を主な目的としている。具体的には、現在まで計5回行われた調査において教科(国語、算数・数学)学力調査の結果が常に上位を占める秋田県の結果を、ほぼ全国平均の位置にある岡山県の結果と比較した。教科テストの結果、教科テストと並んで行われた児童生徒の学習や生活の実態の調査及び学校長らが解答した学校調査の結果をそれぞれ比較することで、本稿において「活用力」の指標として位置づけている全国学力テストB問題における正答率の高さと密接な関係にあるいくつかの要因を抽出することを試みた。 |
Keywords | 活用力 全国学力・学習状況調査 秋田県 |
Publication Title | 岡山大学教師教育開発センター紀要 |
Published Date | 2012-03-19 |
Volume | volume2 |
Start Page | 196 |
End Page | 205 |
ISSN | 2186-1323 |
language | 日本語 |
Copyright Holders | Copyright © 2012 岡山大学教師教育開発センター |
File Version | publisher |
NAID | 120003987694 |