白色レグホン種の産卵鶏に対して,水銀化合物を微量混入した飼料をあたえて17週ないし30週間飼育し,以下の結果を得た. 1.PMAまたはMNを投与した場合は,卵黄および卵白中の水銀量は2週めくらいからplateauに到着したが,EMCでは6週めくらいまで漸増し,以後plateauに達した. 2.卵黄への移行率はPMA,EMC,MNの間に大差がなかったが,卵白においてはEMC投与の場合が著しく高く,PMAとMNでは極めて低かった. 3.PMAとMN投与群では産卵率への影響は認められなかったが,EMC20ppm群では産卵率の著しい低下が認められた。