Published by 岡山大学算数・数学教育学会

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仮商修正における手隠し法の取り扱いと性質について

宮内 通孝
Published Date
2024-02-14
Abstract
小学校第 4 学年で扱う除数が 2 位数の除法では, 見当をつけた仮商から実際の商を求める仮商修正を行う. 仮商を見つける方法のひとつに, 啓林館の教科書で扱う手隠し法がある. 手隠し法で求めた仮商は真商以上となるという性質がある. 本研究ではこの性質が啓林館の教科書の記述にどのように反映されているかを述べ, その他の教科書の記述と比較を行う. また, 手隠し法による仮商が真商以上となることの証明を与える.
Keywords
仮商修正
手隠し法
真商
除数が 2 位数の除法
Note
研究論文・実践論文
ISSN
1341-3155
NCID
AN10517360