混合粒子型硫酸バリウム「バリトゲンHD」の懸濁液最適濃度について,検討を行った。懸濁液安定性は,200w/v%と190w/v%は良好であったが,180w/v%は不良で臨床使用には不向きであると思われた。臨床的評価において200w/v%と190w/v%は付着性,辺縁の描出能,胃小区描出能においては同程度であった。200w/v%に多く見られた凝集・ムラ付き,気泡は,190w/v%では少なくなった。飲み易さは,200w/v%,190w/v%とも飲み易いと評価されたが,190w/v%でより飲み易い傾向にあった。バリトゲンHDの最適懸濁液濃度は,190w/v%であると思われる。
造影剤 (contrast medium)
硫酸バリウム (barium sulfate suspension)
消化管検査 (barium examination)