本研究は、令和2年度2月~3月、試験的に実施した留学効果測定ツールBEVI(Beliefs, Events and Values Inventory) の結果を分析したものである。分析は、回答率が比較的高かったアイルランドの4週間の語学研修プログラムと、現地3泊、機内2泊と最も短いシンガポールの体験型プログラムを比較した。分析の結果、欧米の研修では、異文化適応能力が低いグループが、研修後にコンピテンシーのスコアを落としている傾向が見られた。一方、シンガポールのプログラムは、全体的にスコアを向上させた。このことから、留学効果を高めるためには、異文化適応能力に合った留学先に行くことが重要であることが明らかになった。