本稿は、コロナ禍において対面からオンラインヘと実施形態を変更して開催することとなった正課外での多文化間交流を目的とした「にほんごカフェ」の活動が、参加者及びスタッフにとってどのように意義づけられていたのかを明らかにした上で、今後の活動のあり方を検討することを目的とする。2021年8月に行ったインタビュー調査の結果、「オンラインにほんごカフェ」が参加者とスタッフの双方にとっての多文化間交流機会かつ雑談の機会であり、非母語話者にとっての日本語使用機会として意義づけられていることが明らかとなった。一方で、多人数でのコミュニケーションの困難さや活動外への関係性の発展の難しさ等、オンライン特有の課題も見られた。