本継続研究では,2016年の知識基盤社会を生きる力の育成を目的とした教育改革において,「社会に開かれた教育課程」の実現のために,授業改善の課題とされた「主体的・対話的で深い学びの実現」と「適切なICT活用による学習活動の充実」に焦点を当て,高等学校普通科目の家庭科において,「主体的・対話的で深い学び」とそれにつながるICT活用の検討による授業開発研究を行い,「主体的・対話的で深い学び」を成立させる授業構成の条件を検討することを目的とした。本稿では,家庭科の「深い学び」に不可欠な「自分と食事計画との関係」を探究する授業「なぜ,生涯を見通した食事計画を立てる必要があるのか」の開発と実践結果を中心に報告する。