MUSHIAKI, Masako
Faculty of Education, Okayama University
KISHIMOTO, Miu
Okayama City Higashiyama Junior High School
Published Date
Abstract
本研究は,小学校歌唱共通教材に対する児童が抱いている印象の調査及び,児童の音楽的嗜好の調査,併せて音楽教員の歌唱共通教材に対する捉え方も調査することにより,小学校音楽科における歌唱共通教材の新しい選定基準について検討するものである。
児童の調査では,小学校5・6 年生を対象として実施し,歌唱共通教材に対する印象,教科書への掲載希望曲について調べた。また,音楽専科教員にも,歌唱共通教材についてインタビュー調査を行った。調査・分析から,今を生きる子どもにふさわしい曲について,以下5点の特徴が見出された。①メロディーがよい,②明るくリズミカルな曲調,③景色が浮かび,季節感のある曲,④歌詞のわかりやすさ,⑤詩やことばに共感できることである。また,児童は自身の嗜好をもとに曲の特徴を捉える力を有しており,それ故,自分でお気に入りの曲を見つけていることがわかった。従って,歌唱共通教材にも,主体的に曲選択の自由性をもたせ,子どもの嗜好に寄り添った選曲が必要である。
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JaLCDOI