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ID 283
Eprint ID
283
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タイトル(別表記)
Studies on Photosynthesis and Respriation of Grapevine Leaves : III. Photosynthesis(3).
著者
本多 昇 岡山大学
岡崎 光良 岡山大学
抄録
1.高地温が光合成におよぼす抑制的効果について研究するために,1966年にコイトトロンに入れた鉢植えのブドウの地温を,流水によって冷却することより,たとえば気温は35℃にかかわらず地温を約28℃とした. さらに,第1日目には25℃区と40℃(鉢冷)区として処理した両ポットを翌日は25℃のコイトトロンに入れ高温が光合成におよぼす後作用について評定した. 2.Campbell Earlyの25℃:30℃:35℃(鉢冷)区の光合成能は533.8mg/㎡/h(100):209.7(39):367.1(70)であり,Muscat of Alexandriaについては同じ順序で,それぞれ497.8mg/㎡/h(100):202.8(40):312.2(65)であった. 3.Campbell Earlyの初日の25℃:40℃(鉢冷)区の光合成能比数は100:32であり,翌日の同順序の光合成能比数は100:75であるから高温の後作用が判然した. Campbell Earlyと同様に処理したMuscat of Alexandriaについては,初日の光合成能比数が上述の順序で100:14であるが,翌日は25℃区の光合成能が,Campbell Earlyの場合を考慮すると,期待に反して低かったために100:143となった. 4.高温の光合成に対する抑制作用を緩和するために,試験の前週にアスコルビン酸1,000ppm,アデニン20ppm,ビタミンB12100ppmの混合水溶液を4回散布したところ,この期待はCampbell EarlyならびにGros Colmanについてかなり満足された. (第3表) 5.ガラス室のMuscat on Alexandriaの地植えされたもの(90×180×45cm)では,対照区と散布区で,晴天で極めて暑い3日間の平均では,光合成能比数が100:324であったが,曇ったかなり暑いある1日には同様の比数が100:109であった. 前述の混合水溶液(Vitamin B12を除く)を土壌施与することは散布法よりも効果が劣るようである。
発行日
1971
出版物タイトル
岡山大学農学部学術報告
出版物タイトル(別表記)
Scientific Reports of the Faculty of Agriculture Okayama University
37巻
1号
出版者
岡山大学農学部
出版者(別表記)
Faculty of Agriculture, Okayama University
開始ページ
17
終了ページ
26
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029
資料タイプ
紀要論文
言語
Japanese
論文のバージョン
publisher
査読
無し
Eprints Journal Name
srfa