Scientific Reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University
Published by the Faculty of Agriculture, Okayama University
ONLINE ISSN : 2186-7755

カーネーションの生育温度と最適栄養濃度

安井 公一 岡山大学
黒木 正紀 岡山大学
小西 国義 岡山大学
抄録
水耕栽培によって,生育温度と培地の栄養レベルがカ一ネーションの生育に及ぼす影饗を調査した. ‘レナ’の発根苗を15,20,25,30℃の温度で栽培し,各温度区ごとに栄養レベルを全窒素50-150ppm,りん酸10-60ppm,カリ20-120ppmの範囲とした区を設けた. 結果を要約するとつぎのとうりである. 1.生育温度と栄養レベルは生育に大きく影響した. 生育温度が15℃から20℃の間での好適栄養レベルは全窒素75-125ppm,りん酸30-50ppm,カリ60-120ppmの範囲にあるものと思われた. 2.もっともよい生育を示したのは生育温度を20℃,栄養レベルを全窒素75ppm,りん酸30ppm,カリ60ppmとした区であった. 3.上記の結果とは対照的に,生育温度を30℃とした区においては栄養レベルの生育に及ぼす影響が明らかでなく、茎長や乾物重あるいは肥料の吸収量なども減少した. 4.節数は,生育温度が高いほど増加した。
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029