Scientific Reports of the Faculty of Agriculture, Okayama University
Published by the Faculty of Agriculture, Okayama University
ONLINE ISSN : 2186-7755

赤かび病の特殊接種法による小麦品種の抵抗性の検定 第9報 赤かび病の小麦葉面特殊接種法において穂の有無の発病に及ぼす影響

笹井 一男 岡山大学
竹上 静夫 岡山大学
抄録
(1)赤かび病を出穂後の小麦葉に特殊接種する場合に,穂を着けたままの稈の葉と穂を切除した稈の葉とでは,その発病に差があるかどうかを,ポットならびに圃場栽培の小麦について試験した. (2)その結果は穂の着生した稈の葉では,穂を切除した稈の葉に比べて,病斑は拡大することを示した. この病斑の差は,赤かび病が葉の成分の差に対する反応に差のあることを示すもので,穂への成分移行が多く,養分欠乏傾向の介在する状態では病斑が拡大することを示した。
ISSN
0474-0254
NCID
AN00033029