Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
Published by Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University

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教員養成のノーマライゼーションに関する基礎的研究―車椅子利用学生の教育実習を中心として―

川田 力 岡山大学教育学部
抄録
本研究では、車椅子利用学生を念頭に置き、教育実習における教育実践上の課題および教員養成のための教育課程におけるノーマライゼーションの方策を検討した。 その結果、教育実習を実施する岡山大学教育学部附属中学校では、水平移動については車椅子利用のためのバリアフリー対策が進んでいるが、上下階への垂直移動が困難であり、その解決のためにはエレベーターの設置が必要となることが確認された。また、教室内での教科指導を実施する際には、机間巡視、教壇への登壇、黒板の利用において支障が起こる可能性が明らかとなった。 最大の課題である黒板利用上の制約については、ユニバーサルな教育実習指導法の開発を視野に入れ、情報機器の利用による板書の代替方法について検討し、それに基づいて機材を導入した。
キーワード
教育実習 (Practice Teaching)
ノーマライゼーション (Normalization)
障害者 (Handicapped Person)
車椅子 (Wheelchair)
ISSN
1346-3705
NCID
AA11529614