Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
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飯田市立竜峡中学校における今田人形の伝承活動について―総合的な学習として行われる郷土芸能の伝承―

長坂 由美 兵庫教育大学大学院
奥 忍 岡山大学教育学部
抄録
本稿は、音楽教育学的視点から見た郷土芸能の伝承に関する質的研究の可能性について、長野県にある飯田市立竜峡中学校で行われている今田人形の伝承活動に関して論述することによって、明らかにすることを試みたものである。飯田市龍江地区(旧飯田村)には、約300年に渡り郷土芸能”今田人形”が伝承されてきた。竜峡中学校では、1978年からその伝承活動がクラブとして行われてきたが、2000年度からは新たに総合的な学習の一環として行われている。竜峡中学校における今田人形の伝承活動は、学校教育のみならず地域社会に存在する様々な教育的・社会的課題を考えていく上で、多分に参考となる事例である。この事例を取り上げ、インタビューによって何をどこまで明らかにすることができ、その中の何を普遍化のための手がかりとすることができるかという可能性について論述する。
キーワード
竜峡中学校 (Ryukyo Junior High School)
今田人形 (Imada Puppet Show)
伝承活動 (Transmitting Activities)
総合的な学習 (Comprehensive Learning Hour)
「地域文化」講座 (a course of "Local Culture")
ISSN
1346-3705
NCID
AA11529614