Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
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音楽感覚形成における「こもりうた」の音楽教育的機能について

加藤 晴子 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科
奥 忍 岡山大学
抄録
本研究は、音楽感覚形成における「こもりうた」の機能について検討したものである。「こもりうた」は、人の成長の過程で最も早い時期に行われる音楽的コミュニケーション活動の一つであると共に、子どもと養育者の間に相互に行われる最も親密なコミュニケーション活動である。音楽的発達の視点からみると、このような「こもりうた」を媒介とした音楽的コミュニケーションは、個々人の音楽感覚の形成、すなわち、音楽的母語の形成に大きな影響を与えるものであるといえる。音楽の学習や理解は、その上に形成されるものである。したがって、音楽学習においては、子どものもつ固有の音楽感覚を認識すると共に、それに基づいた学習計画が作成・実践されることが必要である。
キーワード
音楽感覚形成 (musical development)
音楽的コミュニケーション (musical communication)
音楽的母語 (musical mother tongue)
「こもりうた」 (lullaby)
養育者と乳児の相互関係 (relationship between infant and caregiver)
ISSN
1346-3705
NCID
AA11529614