Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
Published by Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University

<Availability>
Some items are not available because of decision by its author or publisher.

小学生の学校生活における心理社会的ストレスと心理教育的アプローチ

岡﨑 由美子 倉敷市立倉敷東小学校
安藤 美華代 岡山大学
抄録
小学生の学校生活におけるストレスの実態を明らかにするために,小学校5,6年生2,486名を対象に,調査を行った。その結果,友達関係が,ストレッサーにも,ストレスコーピングにもなっていた。そこで,友達関係に着目し,ストレスを軽減することをねらいとした心理教育的プログラムを作成しその効果について評価を行った。対象は,小学5年生2学級58人である。プログラムを行った群(介入群),同じ時期にプログラムを行わなかった群(統制群)の2群に分け,介入群がプログラムを行った前後に,両群ともストレスに関する調査を実施した。その結果,介入群でも統制群でも,プログラム前から後で「情緒不安定」「集中力低下」「抑うつ」「身体症状」の有意な減少がみられた。プログラム後の児童の感想から,自己理解,他者理解,学習したことの生活での応用への意欲,友達関係向上への期待が持てる場になったことが示唆された。
キーワード
小学生 (elementary school students)
学校生活 (school life)
心理社会的ストレス (psychosocial stress)
心理教育的アプローチ (psychoeducational approach)
ISSN
1346-3705
NCID
AA12457417