Proceedings of Okayama Association for Laboratory Animal Science
Published by Okayama Association for Laboratory Animal Science

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雌マウス生殖器官におけるRunx3の役割

土家 由起子 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ
佐久間 敦子 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ
竹内 栄 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ
高橋 純夫 岡山大学大学院自然科学研究科生体統御学グループ
抄録
Runx3(Runtdomaintranscriptionfactor3)はRunxファミリーに属する転写因子で雌マウスにおいてRunx3 mRNAは, 卵巣や子宮に発現していた。雌のRunx3(-/-)マウスは不妊であった。Runx3(-/-)マウスは卵胞形成異常を起こしており, 無排卵であった。一方で, 排卵能および黄体形成能は有していた。以上より, Runx3は卵胞形成および排卵制御に関与していることを明らかにした。Runx3(-/-)マウスの子宮は萎縮している。子宮内膜上皮細胞では, E2依存性の細胞増殖が起こらなかった。しかし,子宮内膜間質細胞では, E2, P4存在下で正常に細胞増殖が起きた。以上より, Runx3はE2による子宮の細胞増殖に関与していることを明らかにした。
備考
寄稿 (Contributions)