Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
Some items are not available because of decision by its author or publisher.

男性ステロイド依存性喘息患者に対する4年間のエチドロネート投与の経験

柘野 浩史 岡山大学三朝分院内科
岡本 誠 岡山大学三朝分院内科
高田 真吾 岡山大学三朝分院内科
横井 正 岡山大学三朝分院内科
西田 数典 岡山大学三朝分院内科
芦田 耕三 岡山大学三朝分院内科
保崎 泰弘 岡山大学三朝分院内科
光延 文裕 岡山大学三朝分院内科
谷崎 勝朗 岡山大学三朝分院内科
中井 睦郎 岡山大学三朝分院放射線
穐山 恒雄 岡山大学三朝分院放射線
長谷川 寿一 住友製薬
辻 孝夫 岡山大学大学院消化器感染症内科
抄録
男性のステロイド依存性気管支喘息患者にエチドロネートを4年間の長期間にわたり投与した経験を得たので報告する。症例は,男性のステロイド依存性気管支喘息で,エチドロネート200mg/日・14日間投与を4ケ月おきに4年間にわたり反復投与し,活性型ビタミンD製剤 (VD)投与と併用した2例と,活性型VD製剤を単独授与した2例。椎体圧迫骨折数,境骨耗骨密度,海綿骨骨密度,皮質骨骨密度について,椎体X線像,PQCT(Stratec XCT960)を用いて4ケ月毎に測定し,48ケ月後の効果を検討した。エチドロネートを投与した症例1では,総骨密度と海綿骨はやや増加を認め皮質骨密度は減少していた。エチドロネートを授与した症例2では,総骨密度,海綿骨,皮質骨密度はいずれも減少を認めたが,VD単独投与した2例よりもやや減少が抑制されていたようであった。VD単独投与した2例ではいずれの項目も減少を認めた。これらの症例からは,エチドロネートは男性のステロイドによる骨傷害にも有効と考えられたが,現在投与継続途中であり,今後さらに検討を続ける必要がある。
キーワード
エチドロネート
男性
ステロイド
気管支喘息
ISSN
0918-7839
NCID
AN10430852