Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

英国文化論考:『チャタリー夫人の恋人』に描かれたロレンスの故郷での場合

武田 光史 岡山大学医療技術短期大学部
抄録
世界に先駆けて産業革命を成し遂げ七つの海を支配した英国の近代機械・産業文明の発展とは反比例するかのように破壊され消滅していく自然の森林と田園。それはかつて英国の中部一帯に広がっていたロビン・フッドの活躍したシャーウッドの森とて例外ではない。そこで現在わずかに残存しているその森の一部を含めてロレンス自身が「わが心のふるさと」と呼んだ生まれ故郷イーストウッドが、彼の最後の小説『チャタリー夫人の恋人』の中にどのように採り入れられ、どのように描写されているかを考察することにより、英国文化の偉大なる伝統が如何なるものであるかのその一端なりを論じてみる。
キーワード
英国文化 (English culture)
『チャタリー夫人の恋人』 (Lady Chatterley's Lover)
D.H. ロレンスの故郷 (D.H. Lawrence Country)
イーストウッド (Eastwood)
古き良き時代 (the good old days)
ISSN
0917-4494
NCID
AN10355371