Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

高齢者の自宅退院時における健康及び日常生活上の問題

中西 代志子 岡山大学医療技術短期大学部看護学科
高田 節子 岡山大学医療技術短期大学部看護学科
近藤 益子 岡山大学医療技術短期大学部看護学科
太田 にわ 岡山大学医療技術短期大学部看護学科
猪下 光 岡山大学医療技術短期大学部看護学科
池田 敏子 岡山大学医療技術短期大学部看護学科
小島 操子 聖路加看護大学看護学部
抄録
高齢者の退院指導及び在宅看護の在り方を検討した研究は少ない。そこで、高齢者の自宅院時に持つ健康上及び生活上の問題を明らかにすることを目的に、面接調査を行った。対象は、中・四国の3国立大学付属病院と1総合病院で退院許可のあった70歳以上の患者78名とした。調査内容は、退院時の患者の身体状態・日常生活動作・退院時の患者の状況・家族の状況・健康に対する意識や取り組みについてとした。その結果、(1)高齢の自宅退院患者の23.1%は、身体状態上継続看護が必要であった。(2)退院患者の20.5%が、退院後生活を自立する為に介助が必要であるとしていた。(3)退院患者の57.7%は心配事を持ち、50%は相談・指導を希望していた。(4)患者の世話人の42.3%は職業を持ち、27.3%は健康を害していた。(5)退院患者の73.1%は何らかの健康管理がなされ、84.7%は生きがいを持っていた。
キーワード
高齢者 (the aged people home nursing care)
継続看護 (continuing nursing care)
生活の自立 (self-support for living)
退院時指導
在宅看護
consciousness about health
ISSN
0917-4494
NCID
AN10355371