Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

助産学教育の動向と今後の課題

合田 典子 岡山大学医学部保健学科看護学専攻
大室 律子 千葉大学看護学部附属看護実践指導研究センター
新野 由子 千葉大学看護学部附属看護実践指導研究センター
市川 香織 千葉大学医学部附属病院
布施 千草 植草学園短期大学福祉学科地域介護福祉専攻
松本 幸枝 植草学園短期大学福祉学科地域介護福祉専攻
抄録
我が国における助産学教育は看護学教育の4年制化に伴い,大きな影響を受けている。即ち,短大専攻科の4年制大学への移行により選択枠は減少し,講義および実習時間の短縮化を余儀なくされた。さらに,専門学校の閉廃校も進んで助産師の養成数は減少し,その教育の質にも大きな問題を包含するようになった。一方,少子化が進展し,地域社会や家庭における子育て力の低下等に伴う育児不安や児童虐待が大きな社会問題となっている。このような社会情況の中で,助産師の果たすべき役割は益々増大し,助産師に対する期待は高まる一方である。そこで,助産学教育の動向と取り巻く環境を概観することにより,その問題点を検討した。その結果,1) 4年制看護学教育の中で保健師・助産師・看護師の3つの国家試験受験資格を得ることは容易ではないこと。 2) 社会の要請に応えうる人材育成のための専門的教育課程への移行が急務であることが示唆された。
キーワード
助産学教育 (Midwifery education)
助産師 (Midwife)
カリキュラム (Curriculum)
ISSN
1345-0948
NCID
AA11403004