Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

国際会議「ヘルスプロモーションを通した発展:看護者が重要な成果を生み出す」報告

樋口 まち子 岡山大学医学部保健学科看護学専攻
抄録
1986年のオタワ宣言以来,ヘルスプロモーションは先進工業国を中心に健康づくりの柱として健康政策策定に大きな役割を果たしてきた。20世紀後半になるとアジア諸国を始めとする発展途上国でも人口の高齢化や慢性疾患の増加に対応するために,ヘルスプロモーションを視野に入れた健康政策が策定されるようになった。このような状況の中で,各国国民のヘルスプロモーションに対する看護職が担うべき役割が世界的に問われている。「ヘルスプロモーションを通した発展:看護者が重要な成果を生み出す」と題した国際会議がタイで開催され,共催校の一つであるミシガン大学看護学部の教授で,世界保健機関(WHO)とともに長年ヘルスプロモーションの研究に取り組んでいるベンダー教授の基調報告は,それに対する回答でもあった。すなわち,看護者は科学者として成長するために,国際的共同研究の蓄積に努め,文化的背景が異なる人々にヘルスプロモーションの介入計画・評価を発展的に進めていくことが重要である。
キーワード
ヘルスプロモーション (Health promotion)
看護の役割 (role of the nurse)
文化交流 (Cross-cultural exchange)
国際共同研究 (International research partnership)
ISSN
1345-0948
NCID
AA11403004