Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

慢性腎疾患患者の主観的体験世界

出射 史子 岡山大学医学部附属病院
加藤 久美子 岡山大学医学部保健学科看護学専攻
抄録
本研究では慢性腎疾患を有する若い成人の内的経験世界を検討した。5名の患者が疾病に関してどのようなことを経験しているのかについて非組織的な深層面接を受けた。分析の結果,患者の内的経験世界は,(1)患者が経験している感情や思考,(2)疾病や自己についての解釈,(3)重要な他者への信頼,(4)自己の変化と発達(成長)という4つに特徴づけられることが明らかになった。しかるべき質の高い看護を提供するためには,看護者は,患者の内的経験世界を理解することが必要である。
キーワード
慢性腎疾患 (Chronic renal disease)
青年後期 (Young adulthood)
主観的体験世界 (Subjective lived experience)
自己 (Self)
重要他者 (Significant others)
ISSN
1345-0948
NCID
AA11403004