Environmental Research & Control
Published by Environmental Management Center, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学環境管理センター報 (4号-11号) 岡山大学環境管理施設報 (1号-3号)

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酸性雨の問題

木村 和義 岡山大学資源生物科学研究所
抄録
最近,地球の環境問題がテレビや新聞等で話題にならない日はない。特に①CO(2)増加による地球の温暖化,②フロンガスによるオゾン層の破壊,③酸性雨による自然環境,生態系への影響が問題になっている。これらの問題は先進国首脳会議(サミット)でも主要課題の一つで,国際的に検討される問題になった。本稿で取り上げる「酸性雨」も生態系や自然環境に種々の影響が現われ始めているので,最近多くの人々に関心をもたれるようになった。雨は自然や人間に「恵み」を与えるものと考えられていたが,しかしその雨が酸性になって,悪影響を与えるものとなってきている。特に欧州北西部,米国,カナダなどでは酸性雨により湖沼の魚が絶滅したり,森林の立枯れ,生育障害,貴重な文化的建造物,石像などの美術品が溶けだす被害が発生し,深刻な状態にある。
備考
特集 「地球環境を考えるII」 論文
ISSN
0917-1533
NCID
AN1024789X