Bulletin of Center for Teacher Education and Development, Okayama University (ISSN 2186-1323)
Published by Center for Teacher Education and Development, Okayama University

小学校理科における授業改善の試み : 児童の学習を支援する教材と授業構成

山﨑 光洋 岡山大学教師教育開発センター
抄録
 現行の小学校学習指導要領(平成20 年3 月)に改訂された当時,教育内容に関する主な改善事項の一つに理 数教育の充実が挙げられていた。しかし,小学校では,理科の学習指導に苦手意識をもつ教員の割合の高さが指 摘されており,理科教育を充実させるためには,こうした教育現場の状況を踏まえた授業の見直しが必要である。 自然や科学に関する専門的な知識や,観察・実験に関する知識・技能の向上によって,理科の学習指導に対する 苦手意識を克服しようとすることは,特定の学年や教科を担当することが少ないという小学校教員の置かれた立 場を考えると,あまり現実的ではない。本稿では,第6学年の指導内容「植物の養分と水の通り道」を取り上げ, 児童の学習を支援する教材と授業構成を教育現場の状況を踏まえて工夫・検討し,授業改善の試みの一つとして 実践することで,理科の学習指導を見直す手がかりを探りたいと考えた。
キーワード
理科教育
授業改善
観察・実験
教材
授業構成
備考
原著
ISSN
2186-1323
NAID