Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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日本とスイス−ドイツ語圏−の後期中等教育段階における生物教育 ─ 生物基礎教科書の比較考察 ─

田中 賢二 岡山大学大学院教育学研究科名誉教授
田中 啓太 津市立久居西中学校
抄録
スイス−ドイツ語圏−のギムナジウムと日本の高等学校とにおける生物基礎に焦点を当て,後期中等教育段階における生物教育の比較考察を行った。スイスの生物基礎は,重点生物・補充生物とは種類が異なるとともに,それらの基礎,日本の生物基礎は,生物履修前の基礎である。そもそも,学習指導要領などが指示しているスイスと日本の生物基礎は,履修年限(3か1),単位数(6か2),指示する内容分野の違いから,大きく異なっていた。教科書も,その目次からは,学習内容の順序・範囲などが大きく異なっていること,索引からは,ともに現代社会の諸問題の理解に必要な要素は含まれているが,スイスでは1/ 20,日本では1/6程度しか重複(共通)していないことなどで,大きく異なっていることを明らかにした。
キーワード
日本
スイス−ドイツ語圏
後期中等教育段階
生物教育
教科書比較
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258