Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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反戦作家としてのヴィルヘルム・ラムスツス

小林 万里子 岡山大学大学院教育学研究科
ペーンケ アンドレアス グライフスヴァルト大学
木内 陽一 鳴門教育大学
抄録
本稿では,19 世紀末から20 世紀初めのハンブルク学校改革運動において中心的な役割を果たした教師の一人として知られるヴィルヘルム・ラムスツスについて,民衆学校教師としての活動ではなく,生涯にわたって反戦文学を発表し続けた作家としての活動に焦点を当てて明らかにする。一定の期間や立場にとらわれずに改革教育運動家の思想と実践を描き出す作業を通して,それぞれの教師の教育観に加えて社会観や人間観が浮かび上がるとともに,簡明なスローガンに回収されえない改革教育運動の複層的な様相を読み解く鍵になることを示唆する。
キーワード
改革教育運動
反戦文学
ヴィルヘルム・ラムスツス
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258