Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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中学生の健康指標とライフスタイル要因との関連について

門田 新一郎 岡山大学大学院教育学研究科発達支援学系
川村 佳子 岡山市立牧石小学校
野々上 敬子 岡山市立操南中学校
抄録
 中学生661 名(男子341 名,女子320 名)を分析対象に,心身の健康指標とライフスタイ ル要因との関連について検討した。本研究では,健康指標として身体的指標では身体計測に よる肥満度の算出と骨密度の測定を行い,精神的指標では自覚症状の訴えから気分調節不全 傾向を評価した。自覚症状と健康意識,食生活状況,生活時間などのライフスタイル要因は 質問紙で調査した。肥満傾向とやせ傾向の者は骨密度が低く,気分調節不全傾向が陽性の者 も骨密度が低かった。肥満傾向ややせ傾向の者,及び,骨密度の低い者には健康意識の低い 者や食生活の良くない者がみられた。気分調節不全傾向が陽性の者には健康意識の低い者や 食生活に問題のある者が多かった。これらのことから,中学生に健康的なライフスタイルを 確立させ,QOL(Quality of Life)の向上を図るためには,メンタルヘルスにも配慮した指 導が必要であると考えた。
キーワード
中学生
肥満度
骨密度
気分調節不全傾向
ライフスタイル要因
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258