Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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学校児童・生徒への支援体制に関する尺度構成の試み ― 専門性協働と均質性協働に着目して ―

荊木 まき子 兵庫教育大学連合大学院連合学校教育学研究科博士課程(岡山大学配属)
淵上 克義 岡山大学大学院教育学研究科教育心理学講座
古市 裕一 岡山大学大学院教育学研究科教育心理学講座
抄録
 学校内におけるスクールカウンセラー(以下SC)と教員の協働には幾多の困難があることが指摘されてきた。荊木・森田(投稿中)はSC を対象とした面接調査から,学校内における協働を専門性協働(SC と教員との協働)と均質性協働(教員間の協働)とに区分し, 協働のあり方が異なることを明らかにした。本研究では,この知見に基づいて児童・生徒への支援体制に関する尺度の構成を目指し,教員・教員経験者9名,管理職・管理職経験者6名に面接調査等を行った。回答結果をKJ 法に基づき分析した結果,教員とSC の専門性の 理解不足に対して,自治体や管理職の働きかけにより,協働可能な環境が設定されること,また,教育相談の位置づけが生徒指導や進路指導と比較して曖昧で不安定であることが示された。これらの結果により,管理職に焦点を合わせた質問紙構成や,質問項目に具体性を持たせることの必要性などが明らかにされた。
キーワード
school counselor
teacher
scale construction
homogeneity cooperation
special collaboration
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258