Bulletin of Graduate School of Education, Okayama University
Published by Graduate School of Education, Okayama University

<Formerly known as>
岡山大学教育学部研究集録 (1号-137号)

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注意機構の脳機能局在および脳機能システムに関する文献的研究-Continuous performance testを中心に-

津島 靖子 兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科
眞田 敏 岡山大学大学院教育学研究科発達支援学系
抄録
Continuous performance test(CPT)は,注意機構の評価に適する神経心理学的検査として用いられている。これまでにMirskyはCPTの課題遂行に被蓋,中脳橋網様体や視床が関与すると推測しているが,最近のPETやfMRIなどによる脳循環や代謝測定法に基づく知見を反映した見解ではない。そこで本稿では,これらの測定法に基づく注意機構の脳機能局在に関する研究を展望し,注意機構の諸要素にかかわる脳機能システムについて文献的検討を行った。その結果,CPT遂行には,視床のみならず,帯状回を含む前頭葉内側面,背外側面, 眼窩面および側頭葉におよぶ広汎な領域の関与が示唆された。
キーワード
Continuous performance test
神経心理学的検査
注意機構
脳機能局在
ISSN
1883-2423
NCID
AA12338258