Bulletin of Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University
Published by Research and Development Center for Educational Practice, Okayama University

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日本の春の季節進行と童謡・唱歌、芸術歌曲にみられる春の表現―気象と音楽の総合的な学習の開発に向けて―

Kato, Haruko
Abstract
学校教育では、教科の枠組みをこえた総合的な学習が注目されている。本研究では、気象と音楽を総合させた学習について考察した。気候や風土等の自然環境はその地域の音楽文化と深い関わりをもつ。従って学校教育では、気象を視点として、気候などの自然環境と音楽作品の背景にある文化的要素を関連させた学習を行うことが可能であると考える。これまでの研究で、ドイツの春の気候と歌曲にみる春の表現の関係について明らかにしてきた。本研究では、日本の春の気候と歌の関係を取り上げて考察する。まず、日本の童謡・唱歌および芸術歌曲の中の春を歌った曲にみられる音楽表現について分析・検討を行い、次に春の表現と最も深く関係する季節進行過程について考察した。それらの考察結果をもとに、小学校と中学校における音楽と気象を総合させた学習プランを提示した。
Keywords
春(spring season)
気候と音楽(climate and music)
音楽表現(musical expression)
気候系の季節特性(seasonal variation of climate system)
総合的な学習(joint activity of music and meteorology)
ISSN
1346-3705
NCID
AA11529614