Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
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n-3系脂肪酸を強化した食事療法が有効と考えられた肺気腫の一例

Tsugeno, Hirofumi
Mifune, Takashi
Okamoto, Makoto
Iwagaki, Naofumi
Hosaki, Yasuhiro
Tsuji, Takao
Tanizaki, Yoshiro
Abstract
症例は67歳,男性。主訴は労作時呼吸困難。【第一回目入院】平成7年9月から12月まで入院し,薬物療法,複合温泉療法を行なった。自覚症状はやや改善がみられたが,呼吸機能検査所見の改善は得られなかった。【第二回目入院】平成8年8月から12月まで入院。n-3系脂肪酸強化食事療法も併用した。自覚症状および,呼吸機能検査上,FVC,FEV(1.0),PEFなどに改善を認めた。n-3系脂肪酸はアラキドン酸代謝を通してロイコトリエン合成に関与すると推定されるが,経過中に白血球のLTB(4)産生能の減少を認めた。この症例は肺気腫に対するn-3系脂肪酸強化食事療法の有用性が示唆され,病態を考える上でも興味深いと考えられたので報告する。
Keywords
肺気腫 (pulmonary emphysema)
n-3系脂肪酸 (n-3 fatty acid)
食事療法 (diet therapy)
ロイコトリエン合成 (leukotriene)
ISSN
0918-7839
NCID
AN10430852