Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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通院患者の温泉プール利用状況とその臨床的評価

Nishimura, Nobuko
Kasui, Hayako
Yoshio, Keiko
Nakamura, Akemi
Ikeda, Akiko
Fukui, Yumi
Iga, Mayumi
Kuroda, Akiko
Abstract
1996年4月より6月までの3ヵ月間に,三朝分院内の温泉プールで水泳ないし歩行訓練を受けた内科外来患者は延べ2109例(実数213例)で,外来患者総数(延べ6848例)に対する利用率は30.8%であった。これらの対象症例について,リハビリテーション受診カードにより,性別,年令別,疾患別の検討を行った。その結果,性別では女性が多く(72.3%),年齢別では50才以上の患者が多い(80.3%)傾向が見られた。また,地域別検討では,鳥取県内からの患 者が多い(88.3%)傾向であった。さらに,1996年12月より1997年1月へかけて,アンケート調査を行い(集計数;64例)継続期間,利用回数,効果を感じた期間,効果のあった症状などについて疾患別に比較検討した。その結果,慢性閉塞性肺疾患を主とした呼吸器疾患では,週に1~2回の利用回数(50.0%)で長期間(3年以上:52.9%)続けている患者が多い傾向であった。また慢性関節リウマチ,腰痛などの慢性疼痛性疾患では,訓練期間は比較的短期間であっ たが(3年以下:52.9%),利用回数は週に3~5回(38.0%)と多い傾向が見られた。温泉プール訓練では,疾患本来の症状改善に加えて,全身状態の改善,精神的リラックス,気分転換などを感じていることが示唆された。
Keywords
温水プール水泳訓練 (swimming training in a hot spring pool)
呼吸器疾患 (respiratory disease)
慢性疼痛性疾患 (chronic pain disease)
ISSN
0918-7839
NCID
AN10430852