Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

<Availability>
Some items are not available because of decision by its author or publisher.

大腸の全周性狭窄を呈した好酸球性胃腸炎の1例

Ochi, Koji
Matsumura, Naoki
Kato, Tadahiro
Seno, Toshinobu
Harada, Hideo
Mifune, Takashi
Tanizaki, Yoshiro
Abstract
大腸に全周性狭窄をきたした好酸球性胃腸炎の1例を報告した。症例は54才の女性で,腹痛と下痢を主訴に来院した。上部消化管検査では異常を認めなかったが,下部消化管造影検査と大腸内視鏡検査で横行結腸の全周性狭窄を認め,生検にて大腸粘膜の好酸球浸潤を認めた。貝料理の摂取にて腹痛発作が出現したが,原因抗原は同定できなかった。貝類の摂取を避けることにより,症状は消失し,末梢血液中の好酸球増多は消失した。本邦ではこれまでに124例 の報告があるが,大腸に全周性の狭窄をきたす症例は稀であり,文献的考察を加え報告する。
Keywords
好酸球性胃腸炎 (eosinophilic gastroenteropathy)
大腸 (colon)
狭窄 (stenosis)
ISSN
0918-7839
NCID
AN10430852