Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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気管支喘息臨床病型に対するTリンパ球の関与の検討

Mifune, Takashi
Yokota, Satoshi
Hosaki, Yasuhiro
Kajimoto, Kazuhiro
Tanizaki, Yoshiro
Abstract
気管支喘息症例の臨床病型に対するTリンパ球の役割を明らかにするために,気管支肺胞洗浄液中のCD3,CD4,CD8陽性細胞の比率を検討した。1.Ia気管支攣縮型におけるCD3陽性細胞は75.6±6.52%,Ib:過分泌型では75.4±16.5%,Ⅱ:細気管支閉塞型では61.0±12.5%であり,いずれの病型においても有意な差は認められなかった。2.CD4陽性細胞についてはIa型47.4±6.11%,Ib型39.5±8.70%,Ⅱ型46.3±6.91%,CD8陽性細胞についてはIa型28.3±8.77%,Ib型35.5±12.3%,Ⅱ型29.4±11.5%と過分泌型 で他の2病型とは違う傾向を示したが,有意ではなかった。3.活性化を示すHLA-DR陽性細胞はCD4,CD8陽性細胞とも気管支攣縮型で高い傾向が認 められたが有意ではなかった。以上,今回の検討では各臨床病型間でTリンパ球の関与に明らかな差は見られなかったが,気管支攣縮型に対する活性型Tリンパ球より強い関与の可能性が示唆された。
Keywords
気管支喘息臨床病型 (clinical type of beonchial asthma)
Tリンパ球 (T-lymphocyte)
CD4陽性リンパ球 (CD4+lymphocyte)
CD8陽性リンパ球 (CD8+lymphocyte)
活性化リンパ球 (activated lymphocyte)
ISSN
0918-7839
NCID
AN10430852