Published by Misasa Medical Center, Okayama University Medical School
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<Formerly known as>
岡大三朝分院研究報告 (63号-72号) 環境病態研報告 (57号-62号)
岡山大学温泉研究所報告 (5号-56号) 放射能泉研究所報告 (1号-4号)

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慢性膵炎患者の食事調査

Hayashimoto, Kanae
Ochi, Koji
Harada, Hideo
Tanaka, Juntaro
Takuma, Masae
Masui, Etsuko
Tanizaki, Yoshiro
Matsumoto, Shuji
Seno, Toshinobu
Izushi, Michihiro
Abstract
食事療法は慢性膵炎治療の基本として重要であるが,その具体的な内容についてはあまり明確にされていない。今回,筆者らは慢性膵炎例の食事に関する全国調査の一部を担当したので,その成績を報告し,問題点と対策について考察した。対象は慢性膵炎間欠期の患者56名(男44名,女12名)である。(1)エネルギー摂取量では1日1,400kcal以下が16名(29%)にみられ,肥満度80~90%が7名および80%以下が9名という栄養状態と考え合わせて,食事の回数を増やしてでも摂取エネルギーの改善をはかる必要がある。(2)蛋白質および脂質摂取量についても同様な成績であり,消化酵素剤を投与しながら量的,質的な改善をはかる必要がある。(3)糖質については質的改善をはかる必要がある。(4)ビタミンとミネラルも不足傾向にあった。野菜の摂取不足が顕著であった。(5)診断確定後も禁酒できない患者が男17名(39%),女1名(8%)にみられ,その指導が重要な課題である。
Keywords
慢性膵炎 (Chronic pancreatitis)
食事療法 (Diet therapy in chronic pancreatitis)
栄養状態 (Nutrition in chronic pancreatitis)
ISSN
0913-3771
NCID
AN10084718