Journal of Okayama Medical Association
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岡山県の三地区(作東町,山陽町,長船町)の循環器疫学調査(1966~1976)第1報 血圧,心電図の経年的変化

Haraoka, Shoichi
Saito, Daiji
Ueda, Minoru
Ogino, Yasuhiro
Kusuhara, Shunichi
Yoshida, Hidenori
Kawasaki, Tomoko
Miyasaka, Minoru
Yoshioka, Nobuhiko
Ikenaga, Toyotake
Sogo, Yasushi
Yamada, Nobuyuki
Nishiyama, Osamu
Yasuhara, Koichiro
Hisamatsu, Mitsuo
Nukada, Kaname
Imada, Kakuro
Hirata, Takako
Kasu, Yoshiko
Thumnail 90_1551.pdf 987 KB
Abstract
わが国の死因の第一位が脳卒中であり,第三位に心臓疾患が挙げられることは周知のことである.また虚血性心疾患に関しては,欧米で多くの研究がなされ,DawberらによるFramingham Study,Keysらによる七ケ国協同研究などによって,脂質代謝異常,高血圧,心電図異常と虚血性心疾患との関連が明らかにされてきた.ところで心電図の判定は,集団検診の持つ性格から所見の客観化,定量化が必要となり,W.H.O(1))ではミネソタコードを採用し,本邦でも日本循環器管理研究協議会がミネソタコードの一部を改変して使用している(2)).脳卒中に関しても多くの研究がたされているが,本邦における脳卒中死亡は,諸外国に比して明らかに高い(3)4))ことが報告されている.さらに,本邦では脳卒中,虚血性心疾患ともに高血圧が最も重要なRisk Factorとしてとり挙げられているが,特に前者では,その意義が強調されている(5)).著者らは昭和41年以来岡山県,関係保健所および町村との協力のもとに,岡山県下の平坦地,中間地,山間地の三地区計1,906名を対象として,血圧および心電図を中心に循環器疫学調査を行っているが,今回は血圧と心電図の経年的変化について成績を述べる.
ISSN
0030-1558
NCID
AN00032489