Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

口腔腫瘍術後患者の摂食障害に対するとろみ食の導入

Mori, Misayo
Eguchi, Tomomi
Shimizu, Yoshie
Imura, Keiko
Morimoto, Misao
Kondo, Masuko
Ohta, Takeo
Abstract
口腔腫瘍術後患者は,程度に差はあるが,嚥下・摂食障害をきたしやすい。その経口摂取開始初期の栄養について,患者が満足して,より快適に摂取でき,経口のみで栄養が満たされるような食事を工夫した。そのためには,食べやすさを増すためにトロメリンでとろみをつけ, また,食べ残しがないように患者の嗜好を取り入れた。そして,この嗜好を取り入れたとろみ食を, 口腔腫瘍術後患者一例に提供した。その結果, とろみ食は,食べやすく,全量摂取でき,良好な栄養状態を維持し,口内の移植皮弁へのトラブルもなく有効であるという結果が得られた。また,患者が意欲や自信を持つという精神面への効果も見られた。
Keywords
口腔腫瘍
術後 (postoperative care)
摂食障害 (dysphagia)
とろみ食 (thickened food)
栄養 (nutrition)
ISSN
0917-4494
NCID
AN10355371