胃X線検査の被験者を増やし、検査を円滑に行う上で造影剤である硫酸バリウム懸濁液の飲みにくさが障害の一つとなっている。これを改善する目的で、懸濁液に市販の粉末清涼飲料を混入したところ、64.2%の人が通常のものよりも飲みやすいと答えた。臨床上も造影剤の付着が悪くなったり、胃の蠕動を促進する等の問題は生じず、有用であると考えられた。
造影剤 (contrast media)
硫酸バリウム (barium sulfate suspension)
清涼飲料 (soft drinks)
消化管検査 (barium examination)