Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

看護基礎教育における地域看護実習の検討 ―実習記録による分析―

Ono, Tsuruko
Ohta, Takeo
Maeda, Makiko
Takabatake, Harumi
Abstract
地域看護実習は、地域における看護の役割を理解することを主なねらいとして、保健所で実習を行っているが、保健所実習が地域看護実習の目標を達成しているかは否かを、学生の実習記録を分析し検討した。80%以上の学生が体験している実習内容は、家庭訪問、集団検診、共同作業所、健康相談等である。実習目標の記載状況は「実習項目別実習記録」及び実習全体のまとめ「総括」の記載内容から抽出し分析した。目標記載率70%以上であった実習項目は、実習目標①(地域の人々の生活及び健康問題の理解)は共同作業所、グループ指導、家庭訪問であり、目標②(保健サービスの実態の理解)では家庭訪問であった。また「総括」では目標②の記載率が高く、目標③(地域の看護活動の実態を学ぶ)の記載率67%と予測に反して高くなかった。今後地域看護、継続看護に関する講義のあり方を含めて、地域看護実習の位置づけを再検討する必要がある。
Keywords
地域看護実習 (community nursing practice)
保健所実習 (practice at public health center)
実習目標 (goal of the course for community nursing)
看護基礎教育課程 (basic narsing education curriculum)
ISSN
0917-4494
NCID
AN10355371