Bulletin of Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School
Published by Faculty of Health Sciences Okayama University Medical School

<Formerly known as>
岡山大学医療技術短期大学部紀要 (1巻-9巻)

局所筋機能測定のための筋内挿入型プローブの開発

Edamatsu, Motonari
Watanabe, Shogo
Abstract
臨床においては,筋機能や機能不全を診断するために,表面筋電図や針筋電図,筋生検などが行われている。しかし,これらの方法では筋機能や筋収縮メカニズムを連続的に測定することは難しい。本研究では新たに筋内挿入型プローブと測定システムを開発した。測定プローブは光ファイバと6本の白金細線から構成されている。光ファイバを用いて筋の局所血流量と筋内圧力を測定し,6個の電極を用いて運動単位活動電位を測定した。プローブと測定システムの基礎特性を確認した後,麻酔下のラットの排腹筋において,安静時および局所虚血時の活動電位,血流量,筋内圧力を測定した。また脛骨神経を電気刺激し,活動電位波形から伝播速度を算出したところ,プローブは正常に動作していることが確認できた。さらに筋小胞体からのカルシウム放出チャネルを抑制するdantroleneを筋注すると,筋内圧力波形は大きく減少したが,活動電位波形はほとんど変化しないことがわかった。
Keywords
筋機能 (muscle function)
筋内圧力 (intramuscular pressure)
筋内血流 (intramuscular blood flow)
活動電位 (action potential)
筋収縮 (muscle contraction)
ISSN
1345-0948
NCID
AA11403004